①テーマ:悪
全体主義と根源的な悪
思考停止と凡庸的な悪
②再確認
『悪の凡庸さ』
「世界最大の悪は、平凡な人間が行う悪なのです。そんな人には動機もなく、信念も邪心も悪魔的な意図もない。人間である…
人として、大切なことは、思考することを止めないこと。
しかし、それ以上に大切なことは、思考したことを表明すること。
それはとても難しい。というのも、思考を表明することは、孤独だからだ。
思考するこ…
ユダヤ人を強制収容所に移送したナチの責任者アイヒマンの裁判を、ハイデガーに師事したユダヤ人であるアーレントが傍聴、ニューヨーカー誌にレポートを書く。しかしアーレントはアイヒマンを凶悪な怪物ではなく、…
>>続きを読む⚫︎思考は何ものにも制限されない。例えば牢獄の中にいても自由だと感じられる人は考える術を磨いていて、その無限の広がりを体感できる人だろう。⚫︎考えることとは、事実をすくい上げ、考察し、自らの教養をも…
>>続きを読む一度システムに組み込まれるや、知性なんぞ昆虫レベルに退行することは、ミルグラム実験の陰鬱な結果が証明してくれた。
アイヒマンの役人根性、ハイデガーの黒歴史、アイヒマン裁判の感情論、それら反知性の影絵…
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