「ホロコースト」ではなく「ショア」。
批判はあれど圧巻。言いよどみ、表情、仕草が何よりの証言だ。
翻って、これは今パレスチナで起こっていることでもあるというのも同時に。
「さまざまな存在の…
アウシュビッツをはじめ、絶滅収容所についても、強制収容所についても、ドキュメンタリーや映画、そして、いくつもの著作によって、ある程度は知っていると思っていた。しかし、本当は、何も知らなかった。そし…
>>続きを読むこれねえ。大学の時に指導教官から教えてもらって観たんです。あってはならないこと、話しても酷すぎで信じてもらえないようなことが起きた時に、人は何をどう語るか、あるいは語れないか。そしてそのような酷いこ…
>>続きを読む視聴者に「Shoah(ヘブライ語で"ホロコースト")」を分かりやすく伝えるドキュメンタリーではなかった。例えば、インタビューの場面では翻訳を被せるのではなく、インタビュイーの言葉をカットなしに逐次通…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
決して面白いとか面白くないって言えない作品だけど、先が見えないレールをの上を走っていく片道切符的なジャケットのように、永遠とも思われるほどの時間の長さを体感できます。原一男の『水俣曼荼羅』もなかなか…
>>続きを読むヘウムノ
ソビブル
ベウジェツ
トレブリンカ
そして、アウシュヴィッツ
各収容所からの生還者たち、元親衛隊員、近隣住民、ワルシャワゲットーの関係者ら9時間半のインタビュー集
戦後80年(公開から4…
【『関心領域』の資料】
寄稿のために再観。
再観すると冗長で無駄に感じる部分や、クロード・ランズマンのドキュメンタリーに対するアプローチが倫理的にどうなのかといった問題はあるが、それを含めて重要な…