六月の蛇のネタバレレビュー・内容・結末

『六月の蛇』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「実際のあなたは、夫の気持ちに入ることもできない。それでカウンセラーと言えるんですか? せっかくお父さんとは全然違う、酒も飲まない、女にだらしなくない、いい事づくしの旦那選んだはずなのに嫌んなちゃい…

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『六月の蛇』(塚本晋也監督)
ブルーの色調、雨、盗聴といった要素がただただ映画として魅力的に相互作用を起こしていて、個人的に塚本作品の中でもかなり上位に入ります。

塚本監督特有の編集リズムが今作で…

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延々と降り注いでいる雨が黒沢あすかの体を濡らし、官能的なショットの数々。
女っ気のない少年のようなヘヤカットは女性性を失った主人公の端的な表象、この映画が単なるエロティカに飲み込まれない絶妙な役割を…

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ブルーのモノクロと大雨。
雨の日は嫌だけど映像で見るのは好き。

ストーカーが実はいい人だった。
まさかの監督本人。
夫はずっと角野卓造さんだと思ってた。

私もコールセンター勤務時代に検査引っかか…

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塚本晋也×エロ。
これまでなかったわけではないが、全面的に押し出したのは初で、まあ上手い。
わざわざ6月にしたのは雨を降らせるため。最高出力で活用していた。

キモキモストーカーが眠っていた欲を解き…

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ストーカーものの作品でダントツで好みだったな。
禁欲的なカウンセラーが末期がんの変態漢によって欲求を開放させる話。カウンセラーも乳がんであることがわかる。前半はよくないAVみたいな話であるが、後半から迫力が出てくる。

これは塚本版の生きる。雪が雨に置き換わっているが。変態でもカメラを突き詰めれば人助けが出来る事を教える。お互い引きこもりで潔癖症の仮面夫婦がいかにもな金持ちで。生きるの役人のような。官僚主義に染まり…

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彼の股間が化け物になるのはマストなのね
自分を裸に(解放)することが生きる実感が湧いてくるのかな。

生前の灯火という後押しも少なからずあるはずだけどもだけど。

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