素肌の涙の作品情報・感想・評価

それが愛だと言うのなら、どうしてこんなにも、心が、身体が痛むのだろう。どうして涙が溢れて止まないのだろう。
抜け出せない。この、境界線が壊れてしまった世界から。家族という概念の、歯車の中から。

こ…

ティム・ロス監督の実体験に基づく近親相姦の話。ティルダ・スウィントンが出ているということで視聴。
このお父さんおかしいの？しらを切り続けてるだけだとしたら厚顔過ぎる。普段はいい父親なのに。
娘のボー…

ふと覗く生々しい毒(アナルじゃなくて「ママにするみたいにして」とか)がセックスの詳細を学んだばかりの子ども心にも悍ましくて、みんな静かに壊れていくことに妙な説得力があった。当時のわたしからはじゅうぶ…

• #chu2ヒューマンドラマ

ティム・ロスの生い立ちについての記事を読んで、気になっていた作品。
題材が重たく雰囲気も暗いので、覚悟のいる映画ではあるかも。
主人公が覗き見してるような感じなのと何を考えてるのかよくわからない感じ…

https://youtu.be/vsMRoJ5ZpkM
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdfcac204fc366019505b142cf789d98575f…

• #↑の記事で気になり鑑賞。レイ・ウィンストンとティルダ・スウィントンが夫婦役。終始、薄暗く風が吹き荒れる陰鬱な天候がイギリスらしい。赤子を産んだばかりの母親を余所に父と娘は近親相姦…姉の彼氏役のコリン・ファレルの垢抜けなさが全開。「俺は父親なんだ」というセリフが白々しい。
• #自分の子供を相手に発情する神経が信じられないし、性描写は無しかと思ったら生々しいのがあった…姉には強気だけど父親には何も言えない弟。嘘つきで自分勝手な父親。主人公である弟も姉も母親も赤子も可哀想。これほど絶望的で光の見えない映画は中々ない。ティム・ロスの深い心の闇を観た。

ロンドンから海岸沿いの田舎町に引っ越してきた両親と17歳15歳の姉弟。ある時弟は父親と姉の肉体関係を目撃してしまう…。一言で言うと陰鬱。セックスくらいしか娯楽のなさそうな環境。風の音、薄暗い空、複雑…

ティム・ロス監督のデビュー作、「素肌の涙」は、華麗で悲痛なものであり、現在の話だが、時代を超える話である。
近親相姦を考慮するためのすべての政治的に正しい方法を定義するサイコバブルの修正文化から切…