エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑の作品情報・感想・評価

「エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑」に投稿された感想・評価

riko

rikoの感想・評価

3.5
エマニュエル・ベアールのただただ官能的な映画ではなく、熟女のSM嬢、16歳の男子高校生とその母親、それぞれの内面の苦悩に焦点があてられていて思っていたよりいい作品。
エマニエルベアールがS嬢になるのだよ!ということで視聴したが、思いのほかSMしない。唇の整形に失敗とか自ら言ってましたが、それより肌が気になります。

父親が自殺して、母親が浮気、多感な高校生の息子はやけくそ気味な生活を送っていたが、美魔女が引っ越してくる。美魔女の秘密の部屋では、高いお金を払って彼女にいじめてもらう男性が訪れる。主人公は庭師募集を見て美魔女に近づくも、美魔女は実は小学生くらいの息子がいて苦悩する日々。

主人公が高校生らしくない。当たり散らかすのはいいけど、欲に焦がれるヒューマンオス発情期はそんなに大人しくない。
BGMが昭和の日本ドラマって感じのチョイス。ラストの二人の会話はすごくよい。
MAYA

MAYAの感想・評価

3.7
思っていたより楽しめた映画でした!笑
歳上の女性とのひと夏の恋、を地でいきながら、根底にある無意識の母性愛。
チャーリーの母親は、またマギーとは違う形の母性愛の表し方なのかな。微妙だけど。
チャーリーが16歳っていう事で求めている母親の愛と、女性に対する性愛が混ざって、危うくて儚い雰囲気を纏ってます。
とりあえずべアールの無邪気な笑顔は歳をとっても最高に魅力的!!斜に構えた役が多いけど、もっと無邪気な役柄を演じてくれないかなぁ。
タイトルやジャケット、SMという題材から想像するような卑猥な作品ではなく意外と全うな作品である。

ガレージで首を吊って死んだ父。発見した息子は母親との関係が上手くいかず、家庭崩壊の危機に陥っている。多感な時期ゆえに最近引っ越してきた謎の女性にすがるように近付くが、彼女もまた日々の苦痛に身を投じていた。

父を失った少年と息子を失った母親。そんな二人がSMという主従関係を築きあげていく。赤は身を切るような苦痛の日々で、黒は流した血さえ見えなくなるような深いとばりの中の世界だ。

日々の苦痛から逃れるために新たな痛みを投じる彼らの愚かさとちっぽけな世界を私はきっと笑えない。痛みを投与し、甘んじて受け入れることこそが
つらい現実からの逃避だと分かっているから。

『天使とデート』では本物の天使にしか見えなかったエマニュエル・ベアールもさすがに年をとったな~と感じざるを得ないが、スタイルの良さは健在である。SMコスチュームもよく似合っていた。少年を演じたハリソン・ギルバートソンの世界に絶望したかのようなアンニュイさもいい。

「電話するけど出ないで」
「電話してと言ってもしないで」
「道ですれ違っても無視して」
「あなたには愛してると言わない」

この決別の台詞が切なくて、悲しくて、妙にまとわりついて頭から離れない。
黒のレザースーツにピンヒール・棺桶・鞭・メリーゴーラウンドの馬・猿ぐつわ。

心の隙間をうめたいんだよネ・・・。

lastの2人の会話が好き。
nina

ninaの感想・評価

3.9
少年が綺麗なおばさんにエロいことされる映画かと思って見たら全然良い映画だった。かつてこんなに微笑ましいSMシーンがあっただろうか。。

これは純愛であり救済だ。
夏が終わり、少年が未来へ走っていくラスト、とても良い。でも母親が許されてるのだけ納得いかぬ。あれは一生恨んでもいいやつ。
エマニュエル・ベアールは85〜87年ぐらいの間、多分世界で一番可愛かったのに...
noriko

norikoの感想・評価

2.0
私、さんざん言っておりますが、エマニュエール・ベアール様のファンです。
どれだけつまらない作品だろうと、ベアール様がご出演いただけるだけで満足していたのです。
けれど本作は、物悲しくなりました。
ベアール様はたいてい作品選びが上手ではないので、作品の質などとうに諦めています。
事実劇場公開することなくDVDになっているくらいですから。
質なんてどうでもいいです。

ベアール様のお顔が完全にジョーカーフェイスになってしまったことが悲しいのです。
整形しすぎです。
「マノン」や「エレベーターを降りて左」のベアール様はそこにいないのです。

SMの女王様ではなく、ただの厚化粧のおばさんがいるだけです。
どうして「マノン」などに出演してきた女優が、こうも落ちてしまうのか。
脱ぐだけの際物女優ではないですか。
ただのB級女優ではないですか。
整形によってキャリアが飛んでしまうのは、悲劇以外の何物でもないです。

ショックが強すぎて、作品の印象が残っていません。
あぁ、愛しのベアール様の復活は遠い(涙)
mamiKO

mamiKOの感想・評価

3.3
これは恋ではなくてただの痛み
ていうピチカートファイブの歌が流れた、観た夜
辛さを忘れる為に必要な行為、と言っていたけど、体の痛みは刹那なもの。思い出しても痛みは帰ってこない。心の痛みと違って。
しかし彼らの痛みはいつまでもぶり返すだろう。
あれは体の痛みでは有り得ないから。
まみむ

まみむの感想・評価

3.0
エマニュエル・ベアールが老けててびっくりした。なんというか、まあ、可もなく不可もなく。
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