柔らかい殻の作品情報・感想・評価

柔らかい殻1990年製作の映画)

THE REFLECTING SKIN

上映日:1992年03月13日

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

3.6

『柔らかい殻』に投稿された感想・評価

boa
3.8
このレビューはネタバレを含みます
ここから見渡す限り一面の… 例えばここがある種の人の頭の中だとして、過去の忌まわしい体験や押し込められた記憶によって作り出された場所だとしたら、この悪夢のような出来事や奇妙な光景が連鎖するのも頷ける
悪趣味で不快。子供の残酷さが不快なわけではない。子供の幻想でもなく、リドリーの独りよがりの世界。
シネマスクエアとうきゅうにて
1.0
このレビューはネタバレを含みます

全然面白くないし主人公に苛々する。その後主人公はちゃんと犯人の情報を周りに伝えて犯人は捕まったのか?兄が主人公を詰めて犯人に復讐する所まで描いて欲しかった。
何で主人公は友達が攫われた時早く通報しな…

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sugar
4.0
このレビューはネタバレを含みます

どこまでも広がる美しい風景に対比して
あまりに残酷な出来事の連続と
まともな人間のいない
閉鎖的な田舎町の狂気さが
浮き彫りになる様が
良くも悪くもかなり印象的で
短く淡々とした作品ながら
ずっしり…

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マジで悪党が死神だな。セスの振る舞いが田舎で育った子供の姿を表せられている。暇なんだよな。しかし、世界は混沌としているから大人は深刻

ドリーアウトがめっちゃ綺麗。これやりたくなる
UE
2.0
珍妙な映画。「POWDER」思い出した。
VHSで見ると急に画面にノイズ発生するから怖すぎる。ホラーハプニングしょっちゅうあってありがた怖い。

本作が表現しようとしたのは、戦後のアメリカ社会で、暴力性が無垢や正義の名のもとに隠されている構造だったのではないだろうか。

主人公の少年は、子どもの純真さを持ちながらも、破壊や暴力に手を染めていく…

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らえ
5.0

「子供時代の悪夢」、それがフィリップ・リドリー監督みずからこの映画につけたキャッチコピーだけれど

確かにあまりに無知で、無力で、内と外からの悪意になす術もない少年期は悪夢のような時代かもしれない

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かめ
3.8

自分が暮らしてる世界の狭さにまだ気づけない子供の視点から見る世界の切り取り方の巧みさがすごい。美しさと不穏さだけじゃなく、残酷だけど思わず笑っちゃうような乾いたユーモアの感覚があるところがよかった。…

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3.5

主に映像の力により、記憶に刻まれる映画だ。
アメリカのアイダホを舞台としている。広大な麦畑と打ち捨てられたガラクタが散在する寂しい田舎の風情だが、どこかイギリス的な哀愁か漂う。
この場所で、仮に何事…

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