清水宏作品としてはシンプルさが無くバランスが悪く感じる。
結局のところ岡田嘉子の話になるのは良しとしても比重が大き過ぎて他の主要人物たちが尻切れトンボに感じるのは難点である。
寡黙で本心を見せぬ男…
清水宏初のトーキーらしい。
それならばもっと楽しい内容にしそうなものを、音声の殆どが罵倒・蔑み・呪詛で構成されていたのでびっくり。
「四十八手」なんてワードも出てきた(文脈的には、セックスの体位では…
岡田嘉子と大山健二がいい味出している。
岡田は樺太やソ連のイメージがあるので北海道の炭鉱町が舞台の本作はよく似合う。
にしても冬の北海道なのに皆薄着すぎる気がするが。戦前の人は鍛え方が違うんですかね…
松竹株式会社