清水宏監督の観る
北海道炭鉱へ向かう船に乗り
込む男達。鉱夫頭に連れられ
健二はバーへ。子連れの女給
お浜と若いお藤と健二
脚本 陶山密
トーキー第一作
雪と夜がとても多い最果ての地に流れ着
…
見せない演出で貫かれる。OFFでの酒瓶ショットに「飲みましょう」、連絡船汽笛。盛り土ナメの取っ組み合い。また、この頃からリフレイン。「それから?」や「いい天気ですね」と。既に号令のネタをやり切りって…
>>続きを読む北海道の炭鉱労働者を描いた物語ではあるが、実際の中心となる舞台は労働者たちが遊びに出かけるバーであり、空間と人物配置のモダンさを存分に堪能できる。見どころはいくつもあるが、やはりお浜が言葉で健二を言…
>>続きを読む北海道へ向かう船。『果てしなき航路』より殺伐とした極寒の海。シケモクを踏み付けて、新品のタバコを差し出す岡田の登場シーンに刮目。階段によって分断される心。子どもは2人を和解させ、かつ分かつ存在。時間…
>>続きを読む「大学の若旦那」とは対象的な清水宏監督トーキー第1作で、雪深い北海道の炭坑と酒場を舞台にした和製ウエスタン風活劇。大日向傳の男っぷりの良さに惚れた年増のマダム岡田嘉子と、うら若い女給千早晶子の女の情…
>>続きを読む久しぶりの清水宏。本作が清水初のトーキー作品とのこと。サイレント作品の『港の日本娘』の方が本作の後に公開されている。『日本娘』の方が色々ぶっとんでいるが、北海道ロケの本作は脚本の詰めの甘さ云々よりも…
>>続きを読む松竹株式会社