字幕が読みづらい難点はあっても、成瀬巳喜男監督の後年には観られないトラッキング撮影等技巧を凝らした映像で圧倒された。佃島渡船場付近が舞台なのかと思われるが、盛り場の女給栗島すみ子が佃島の安アパートに…
>>続きを読む◎ サイレント 深田監督が中日新聞のコラムで激賞していたので気になり鑑賞。
久しぶりに帰ってきた夫がにっちもさっちもいかなくなり、強盗の末、妻と坊やを残して逝ってしまう。
多用される急発進ズームや引…
1933年製作公開。脚本池田忠雄。原作監督成瀬巳喜男。栗島すみ子/おみつ。
酒場のおみつが、旅から帰ってきやがったぜ、
着崩した着物姿で、ふらふらと船乗り場に現れる。居合わせたふたりの男が物欲し…
#1
完全サイレントで観た。
新年第一弾。
カメラの寄りやパン、独特のモンタージュなど、意外と実験的シーンが多く、新鮮だった。
もし音声や音楽が付いていたら、すごい映画になっていただろう。
むかし…
▼12/30/23鑑賞
【二本立て上映(早稲田松竹クラシックスvol.211/戦前生まれの日本映画たち ~成瀬と五所、清水と石田、そして小津~)(35mm)】
https://twitter.com…
夜の仕事をしながらシングルマザーとして子どもを育てる女の話。
栗島すみ子の幸薄そうな表情が良い。
小津安二郎『東京の女』と同年公開で、内容も同じく恐慌後の不況のなかで家族のために自分を犠牲にして働…