恋も忘れての作品情報・感想・評価・動画配信

『恋も忘れて』に投稿された感想・評価

そもそも「チャブ屋」とは。「横浜独自の売春宿」とか「あいまい宿」とか言われても。ああでも、ダンスホールとか、谷崎潤一郎「痴人の愛」とか、そこまで言われりゃ、何となく。どっちにしろ、訳ありシンママの設…

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324
4.0

苦しむ者へ向けられる目線。作劇的な死は否めない。清水映画の諸要素・モチーフに溢れている。棒台詞的な朴訥とした子ども、横浜、大っぴらに言いにくいとされる仕事で子を育てるシングルマザー、その女に惹かれる…

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脚本は、斎藤良輔のオリジナル。横浜の、外人相手のチャブ屋。モダンな桑野通子を子連れという設定。佐野周二ははやくざと、設定に捻りを利かせている。女たちが待遇改善を要求すると、それを拒否し、ヤクザの佐野…

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2.5
春坊が男を見せたけれども....
桑野通子がただただ綺麗だった

終わり

語りのクドさ(とくに後半)が作品を損なっていると感じた。それでも映像は一貫して夢幻のような美しさ。
映像:90点〜、語り(展開):45点
桑野通子がこわいくらい綺麗で、すべてがそこを中心に廻っていた…

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桑野通子(お雪)
佐野周二(恭助)
岡村文子(マダム)
忍節子(A子)
爆弾小僧(春雄)
突貫小僧(小太郎)
雲井ツル子(ホテルの女)
水戸光子(   〃  
小牧和子(   〃  
森川まさ…

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暗い話だが、

清水宏のロケ、セットはとても良い。

シングルマザー、夜の仕事をしている。
息子はお母ちゃんのことが大好きである。
でもお母ちゃんのことで仲間外れになる。

フリーランス、非正規雇用…

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「兄ちゃんは恋をしたんじゃねぇ、ただあの人が幸せになればいいな。そう願っただけよ。」

戦前の日本映画のクオリティの高さをまざまざと魅せつける映画。

母の哀愁と息子のいじらしさがよく撮れてる。

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cil
3.8
小道具の配置が見事だ
物語上で特別な意味を帯びるわけではなくただ構図へ強かに収まっているのだが、映画が展開するうえで確実に無くてはならないと思えるもの
星が5個じゃ足らないわ。

横浜本牧が舞台。
場所は違うが父方祖母が横浜で春雄くんくらいの年として過ごしてたので、そう思うと興味深かった。

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