(別媒体から感想を転記)
2023/03/19
「カドリーユ」は男女2組がスクエアになって踊るダンスのこと。男女4人の愛情の絡れが交錯する会話劇で、それ自体は映画としてはありふれているが、ここまで…
当人同士が納得ずくなら、もうそれでいいんじゃないかな?って着地の仕方をする、ギトリ渾身のコメディ。
編集長、舞台女優、ハリウッドスター、女性記者、四者四様それぞれの思惑が、寝取り寝取られなギトリお…
ギトリの魅力にはまりました。
犬も食わないなんとかを落語か、漫談か、男女の絶妙な会話に聞き惚れてしまう。夫婦喧嘩を題材にした対話系の作品はいくつかあるけれど、元祖バトルもの、ただしコメディで、浮気し…
3作目はこちらを鑑賞。30年代はスタッフ紹介まだしてなかったんですね。観た順番のせいか、昨日観た『これで三度目』(41年)とセット同じだし、脚本もこちらの作品の変奏曲(しかも結婚が2回から3回に増え…
>>続きを読む俳優と女優、編集長と記者の四角関係の話。
理屈っぽいセリフが多くて深刻なシーンもあるけど途切れることのない軽快な会話のおかげで明るくリズミカルな印象。
書かれたものが書いた本人の意図を超えて働くと…
登場人物・スタッフ紹介が楽しい。飛行場に着陸するプロペラ機から米国スターが登場。警備員に制されるファン。冒頭以外は全てセット。室内。登場したギトリはやはり何かを書いていた。ホテル。「電話」が脚本で重…
>>続きを読む寝取られ後の長い感想戦。イカれすぎててヤバい、どういう情緒。自他の感情についてクドクドと言語化。私たちの情事という謎の共有。女ともだちを挟んだ「今日は帰らない」電話やりとり。序盤、ギトリ越し女ともだ…
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