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「Birth/バース」に投稿された感想・評価

Beavis88

Beavis88の感想・評価

4.0
当時
レンタルビデオ屋で
二泊三日420円
親の仇くらい何度も何度も見た
思い出深い作品

年は過ぎ去り10数年前
ヤフーオークションをブラブラしてると
バースDVDなる出品が....
ちょうどたまたまパチンコの臨時収入により余裕があったので即決購入

絶版らしいけど
今だといくらくらいするんだろうか?

裏設定はあるんだけど
表面上、ストーリーなんて有ってないようなもの
コスチュームが好きで何回も模写してた
とにかくカッコいい

けども
現代では受け入れられんかもな
手書きではやりにくい作画をなかり投入してる。ストーリー薄いけど、思わせぶりなところを多くして逃げてる感はある。
もしかすると、結局はドタバタ劇がつくりたかったのかなって感じだった。

尻を強調しすぎ(笑)
めちゃめちゃ動く。最近のアニメではなかなか見ることができない、全部手描きのアニメだ。遠近感のある背景も、煙や瓦礫なんかの特殊効果も、全部職人芸の手描き。細部に至るまで信じられないぐらい滑らかに動く。そしてオリジナルの金田パース、金田光り、金田ジャンプがたくさん見られる(原画から本人かどうかはさておき)。しかもヒロインは可愛いし、永井一郎もたくさん喋る。というかずっと喋ってる。よくわからない乗り物メカも出てくる。

この、これだけ揃っていてマジでなんも面白くないというのは、いったいどういう魔法なのか。目を疑う。自分のコンディションが悪かったのかな、とか、テレビが情報を正しく表示できてなかったのかな、とか色んな方向に首を捻ってみたけど、どれだけ首に角度をつけても面白くないもんは面白くない。これ当時のオタク達はどうやって咀嚼したのだろう。何か秘伝のタレがあったに違いない、そうでなければ無理でしょ。

そういえばてっきり金田伊功監督作品だと思ってたけど違った。クレジット表記はアニメーションディレクター。よくわからないけど作画監督とかなんかな。
作画はマジで人類の最高レベルだと思うけど、余りにもそれ以外がツマランくて途中でトバしてしもた
作画オタの才能ないね…
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.4
ダロスに継いで発表されたOVA黎明期を象徴する作品。
良くも悪くも中身カッスカス(笑)OVAというジャンルがアニメマニアらの欲望を叶える形で誕生し、物語性よりも作画を重視したが故の結果ですな。
当時ケレン味あるアニメーターの筆頭であり、今なお色あせない金田作画。
金田アクションの到達点の一つと言って差し支えないでしょう!ぶっちゃけ、この作品のバリューはこの作画しか無い訳だし。

物語はあって無い様なもの。
舞台は何処かの辺境惑星で、機械生命体が支配するデストピア。
エクスカリバーの様な剣を手に入れる少年。赤の前身タイツでエアバイクを駆る少女。宇宙船の2人組。変なマスコットキャラ。

作品の大半が、機械に追い回される人間の描写。アクションしかない物語は正直シンドイ。しかも素の芝居が無いので常に変なアングルで変なポーズで動いている。ダレ場がないことで、全編がダレてしまう典型的な例だね。

滅茶苦茶尻切れトンボで強引な幕引きも、物語性の希薄さに拍車をかける。

まぁ、アニメの表現力の追求に一役買った事は間違いないでしょう。
この作品単体では評価に値しないが、この時代の作品群がアニメの歴史に与えた影響を考慮して評価すべき、ということですな。

メカデザインは小林誠。この時期は良い仕事してたなぁ。
サントラは久石譲。だけどイマイチだと思う。

赤い前身タイツ少女のムッチリ感といい、アニメのフェチズムに溢れてる。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

金田動き!金田爆発!\(°∀° )/カコイイ-
ビクターOVA第一弾…80年代って変。なんでレコード会社がこんなものに手を出すの…
【あらすじ】筋は…な、無かった…いやいいのだ、シンフォニックバレエの様に動きそのものを楽しむのだ(๑•̀ •́)و✧金田動きのかっこよさよ。Animaの語源通り生命を吹き込まれた質量を感じさせる森羅万象。その動き、引力、自由落下の曲線、陰影、すべてが見事でした。

「んだばぁ、音速さ超えてみっかあ」「カリフラワ〜」わざとナンセンスコメディにまとめようとしたみたいなんだけど、さすがに大枠のストーリーや山場での台詞はもう少しカッコつけてくれてよかったのに…。ストーリーや世界観については全くもって不親切なアニメであるけど、まぁ気にすまい。だってラストのバッドエンディングでぜんぶ台無しだし。

何より動きがすごい。静止画の背景美術も力入ってる。うわーすごいーこの動きは見事だ…カッコいい金田動きだけじゃない。ワープやビームは金田さんっぽいんだけど。
プヨプヨというかウナコーワの水色のアレみたいなキャラクター(モンガー)のプヨんプヨんした動きから伝わる質感とか、唐突な鉄球とか、蒸気機関のドルドルいう感じとか、女の子のナウシカっぽい飛行艇の加速とか、もうドキドキが止まらない。


なおビクターのOVA第二弾は“メガゾーン23”とのこと。今作でOVAから撤退せず攻めていったとは見事。レコード会社までOVA出すとかなんか本当にすごい時代だなぁ〜コアなSFファンを抱え込む以外売れる見込みの無さそうなものを…

悲しい事をいうと、電子音楽が残念なくらい合ってないので、今改めてリメイクされたら面白いなぁと思ったりしたのだけど、話が面白く無いというかあらすじが何もないので、たぶんリメイクされる可能性が1mmもないアニメ。
もし天才脚本家がストーリーをテコ入れしてリメイクしたとしても、金田動きを再現できなければ見所がないし。この意味では言葉通り、まさに時代の仇花としか言いようのないアニメでありました。
80年代アニメOVAは大概どーかしてるんですが、これ以上のものはあるまい。だって他のは原作漫画やSF小説とか元があったりして、一応あらすじあるもん。これ無いもん。あらすじに重きを置かないという意味で近しいのは“プロジェクトA子”かなー
ただ"A子"がエンタメに尽くしているのに対し、こちらは"アニメーターの演武"といった趣き。
DVDを観ました。

アニメーションの作画に、動きと個性を取り入れた作品。
そうそうたるメンバーが、原画描いてますよね(*^^*)

知る人ぞ知る、って感じでしょうか金田伊功さん。

子供の頃、あの動きは衝撃的でした。

物語は、まぁさておきって感じもある話です。
これは、作画を楽しむ作品なんでしょう。

個人的に好きな作品です。

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