壁の中の秘事に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『壁の中の秘事』に投稿された感想・評価

原爆後遺症で活動家で部屋にはスターリンの肖像…
あまりに戯画的じゃないかと思ったが、時代を考えるとありえるか。
当時、どれぐらいのリアリティを持って受け入れられたんだろう。
閉塞的団地の中の人妻と原爆症の男の情事。それを望遠鏡で覗く高校生。百倍下手な新藤兼人の映画みたい。日本初の団地映画。
以前、知人から借りた若松孝二の数本のVHS。
団地妻もののはしりのような本作と「処女ゲバゲバ」の砂漠が記憶に残っている。
団地という場所が閉塞感の象徴として、日本や社会そのものの息苦しさに繋がっていく。群像劇のようでもあるが、誰もが抱え得る「時代の病理」のようなものを唯一つ描いているだけにも思える。
3.0
団地。ケロイド。新聞記事。
若松のロゴスと、曽根のパトス。

タイトルはずっと「ひじ」かと思っていたのだが、「ひめごと」なのだろうか。
3.0

「壁の中の秘事」

冒頭、平凡な日常の空気感漂う団地の描写。目元のクローズアップ、主婦の重ねる愛人との密会、覗き見、狂気の爆発、鬱屈、スターリンの肖像画、浪人生、エロス、性行為。今、国辱とされた一大…

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 「団地映画」としては、多くのショットを引用したであろう『しとやかな獣』はもちろん、後続のロマンポルノ諸作にも劣るように思う。台詞で言われてるほど狭そうに見えないのがよろしくない。
 DVD特典のイ…

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