このレビューはネタバレを含みます
かんざしで殺すんじゃ無いんだ…
モノローグで買春する側の男たちへの憎悪が語られる。ここまで赤裸々にメッセージが語られるのも、若松作品の特徴かな。
後のトークショーで、ピンク映画は女性が横になった…
【詳述は、『血は太陽よりも赤い』欄で】『~争宣言』や『天使の爆殺(恍惚)』さえ、雑誌の話題で知ってても観たのは遅れてで、リアルタイムでは瑛子·裕也らのスター中心のものからで、若松は、いまある人として…
>>続きを読む東北から娼家に身売りされたの一人の少女とサディストの軍人の物語。窓の外の雪、正月飾りの廊下と情感たっぷりに少女のみじめで幸福な季節の移ろいを描く。ああこれは若松版『愛のコリーダ』だと思ったら撮影は同…
>>続きを読む下元史朗が鬼畜すぎて全部持って行った
アングルやアップのパン決まりまくっていた(周防監督のデビュー作も撮影がこの人だったと思う)
耽美や退廃美が強調される一方で若松孝二の持つ反戦思想やイズムがかなり…
家の貧しさから娼館に売られた女性のお話。タイトルから、もっとエログロな内容を想像してたけど、反戦メッセージもあり極めて真面目。
音楽と女性の衣装から「愛のコリーダ」を連想した。女性がきれいに撮られ…
遊郭での四季の移り変わりや、主人公が橋の上で売られていくシーンは美しい。軍隊で歪んだ兵士がそれを女性相手に再現し、復讐として殺されるという話はクリシェを感じる。主人公の秘部にまぐわいの様子が写されな…
>>続きを読む職場で冴えない奴がDVに走る典型。同じ人間同士なのに階級や貧富、性差や国家という枠の中で暴力は常に弱き者へ流れる。映画の作りが最後の逆流をただ待つのみなのでやや退屈。地獄の入口たる身売りの日の夕焼け…
>>続きを読む内容がほとんど頭に入ってこないくらい下元さんが悪くてエロくて具合が悪くなるほど集中して裸体をみすぎて疲れた。下元さんのかっこよさにやっぱり満点つけさせてもらいます。夕焼けが微かに入ってくる部屋でのね…
>>続きを読む窓の外の雨、雨中を行進する軍靴のオープニング。若松孝二の中ではめずらしい感情が動かされる作品。掛川正幸の脚本は論理的であり抒情的でもある。赤とんぼの歌に導かれる軍国主義下の女の哀しみと貧困、戦争と男…
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