ベトナムというと戦争より先に日本に労働力を提供している国という印象が今では強くなっている。
写真家がベトナム戦争で活躍できたのは米政府による規制がまだ緩かったからで、無謀な真似をする代わりに自由を手…
女体と密室を通して日本人が見ようとしない当時のベトナムの惨状を浮かび上がらせるという大和屋竺の奇抜な演出に驚かされる一作、でも当時のATG映画にも通じる難解な作風が苦手なのでこの点数に。ちなみにポル…
>>続きを読む当時28歳の大和屋竺(あつし)が若松プロで撮った監督デビュー作。ピンク映画ジャンルの反戦アート映画。脚本は大和屋監督と田中陽造の共作。音楽は佐藤允彦。
べトナムから報道写真家の中谷(立川雄三)が帰…
若松感が隠しきれてなく、ダダ漏れ。WAR ALL THE TIME,WAR ALL THE PLACE.といった所でしょうか。リップヴァンウィンクル程の狂気もなく、メインの戦場写真がシットリッカーズ…
>>続きを読む田中陽造の脚本を元に大和屋竺が撮った監督デビュー作。屋外にしても屋内にしても横溢する不穏で混沌としたノワールの空気がたまらない。特に目を見張る小道具使い。床に転がる左腕の義手、引き伸ばされた戦場写真…
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