裏切りの季節の作品情報・感想・評価

裏切りの季節1966年製作の映画)

製作国:

上映時間:75分

3.3

『裏切りの季節』に投稿された感想・評価

ベトナムというと戦争より先に日本に労働力を提供している国という印象が今では強くなっている。
写真家がベトナム戦争で活躍できたのは米政府による規制がまだ緩かったからで、無謀な真似をする代わりに自由を手…

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千葉
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大和屋脚本作品の女の強かさたるや!!最高!!水責めが好きなのかしら
若松プロ66年作品。監督脚本は大和屋竺、脚本・助監督に田中陽造。神田南明座にて。42年後にシネマヴェーラ渋谷にて再鑑賞。
3.0

女体と密室を通して日本人が見ようとしない当時のベトナムの惨状を浮かび上がらせるという大和屋竺の奇抜な演出に驚かされる一作、でも当時のATG映画にも通じる難解な作風が苦手なのでこの点数に。ちなみにポル…

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当時28歳の大和屋竺(あつし)が若松プロで撮った監督デビュー作。ピンク映画ジャンルの反戦アート映画。脚本は大和屋監督と田中陽造の共作。音楽は佐藤允彦。

べトナムから報道写真家の中谷(立川雄三)が帰…

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若松感が隠しきれてなく、ダダ漏れ。WAR ALL THE TIME,WAR ALL THE PLACE.といった所でしょうか。リップヴァンウィンクル程の狂気もなく、メインの戦場写真がシットリッカーズ…

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この映画で気付かされたこと。
『殺しの烙印』は全然好きな映画ではないけれど、あの魔性は殆ど大和屋竺の世界観によるものだったこと。
それに、あれでも鈴木清順のおかげで娯楽性がかなり高くなっていたこと。
一
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田中陽造の脚本を元に大和屋竺が撮った監督デビュー作。屋外にしても屋内にしても横溢する不穏で混沌としたノワールの空気がたまらない。特に目を見張る小道具使い。床に転がる左腕の義手、引き伸ばされた戦場写真…

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密室だからこそぐわんぐわん広がる ベトナムあっての君
紅茶のカップ 目玉焼き
とってつけたような物語を大仰に語る遊び。だけども今回は太和屋竺の遊びにどうも乗れなかった。

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