壁の中の秘事の作品情報・感想・評価

壁の中の秘事1965年製作の映画)

AFFAIRS IN THE WALL

製作国:

上映時間:74分

ジャンル:

3.5

「壁の中の秘事」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

狭い檻の中のような団地の空間
失意のどん底にいるかの如く暗く
終始漂う薄み悪さが気持ち悪すぎて怖い、、
大半を占める人妻の下りがどうも苦手でしたが
人妻と瓜二つの浪人生
新聞の片隅の記事とラジオから流れる野球解説
夢も希望もないような社会を映し出しているかのようで中々良かった。
床ずれ

床ずれの感想・評価

4.0
『家族ゲーム』といい『しとやかな獣』といい、団地で暮らす人々がだんだん狂っていく映画は傑作が多い。
ytakeko

ytakekoの感想・評価

3.8
その当時の日本のややこしさが、すごく出てます。こわくて、不気味な映画でした。
たむ

たむの感想・評価

3.6
ベルリン国際映画祭出品の際、国辱映画という言葉にすると凄まじいスキャンダルを巻き起こした作品です。
今観ると、どこをどう切り取っても、描かれるのは「日本」そのものです。
団地という密室かつ人がたくさん詰め込まれた世界の中、ヒッチコック監督『裏窓』的なはじまりは、狂気の世界へ繋がります。この狂気の突入が、日本そのもののように感じました。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.9
アメリカさんがベトナムのジャングルを焼き罪無き民間人をも巻き込んでの虐殺に精を出していた頃、日本人は四方をコンクリートの壁に囲まれたまるで監獄な様な空間に押し込められ、ただただ欲求不満を募らせていた。男はそこから社会と言う名の戦場に出かけ、女は男のいない隙に違う男との情事に耽る、そんな姿を遠くから覗き見する一つの影。毎日安全に、ただ平穏に、そんな暮らしを君達は幸せと呼ぶのか?ただ悶々と、ビンビンと勃ち続ける逸物をその手で慰めながら、刻一刻とおかしくなる頭を抱え掻き毟る。戦う事を忘れた日本人、戦う事を忘れた男達、社会に幽閉された女達、平和?いやそれは平凡、そして退屈、退屈な日々にさようならを、そんな日々はほんの一瞬の暴力で破壊されて行く。平和な監獄、天国地獄、誰が被害者?誰が加害者?背中のケロイド、見つめるスターリン、鏡に囲まれた猿はやがて発狂して死んで行く。
映画男

映画男の感想・評価

3.9
鬱屈した空気が充満していた。団地の閉鎖的な感じがひしひしと伝わる。

川島雄三が「しとやかな獣」という密室劇の傑作をこの時代に撮っているけど、これもまた素晴らしい。撮り方がいい〜
WINSRIVER

WINSRIVERの感想・評価

3.7
良い。多少重たいけど、ねちっこい演出がいい感じに生々しい。ババアのだらしない身体もエロチックだし、浪人生のステレオタイプな感じもグッド。
かな

かなの感想・評価

-
鬱屈した浪人生が出てくると(特にこの時代の)そこばかり気になってしまう。大変だ。
ピンクにも拘らず、ベルリン映画祭にその年の日本映画代表として正式出品されてしまい、良識派から「国辱」呼ばわりされた初期の有名作だが、正直思ったほどでは無かったな。面白くなってきたところでばつんと終わってしまうし、個人的にはあの主婦の暴走をこそ見たかった。
近親相姦のシーンが出色。血の繋がった姉ちゃんをエロいパーツの集合体としてしか見れなくなった感じが、細かいカット割りで巧く表現されていて恐ろしかった。あと、あの『自殺サークル』でも出てきたけど、巾着って言うの? 衣服で顔覆ったりすんの。アレ恐いな。苦手だわ。あの状態でボコボコ殴ったりして極悪過ぎると思った。あんなん絶対したらアカン。

特典音声のラジオでの対談相手は三上寛。警察学校中退らしい。ウケるw
まぁ

まぁの感想・評価

3.5
息苦しい…(^^;; そして…生々しい…(^^;;

タイトルの「壁の中」…この作品では、
「団地」を…表していて…。
その「団地」の出来事を…描いている…(^^;;

昭和30年代…高度成長期…
男性は外で働き…女性は専業主婦として家を守る…そういう時代…

四方八方…壁に覆われて…外にも出れなかったら…やっぱり気が変になる…というか…狂ってしまっても…仕方ないかな…(^^;;

ある主婦は…夫の留守中…情事(不倫)を重ね…
浪人生の男性は…望遠鏡で…他人の「家」を覗く…
…この2人の結末が…ショッキング過ぎて…
「えっ‼︎」…って…

余韻に浸る間もなく…エンディング…(^^;;

閉塞感、息苦しさ、孤独、寂しさ…そんな
人間の感情が…上手く表現されていたと思う…(^^;;

…苦しかった〜(^^;;

一つ歳を重ねた今日…何故、この作品…(笑)
…私も専業主婦だから…この作品、共感出来る部分は…少しだけ…あった…(笑)

さぁ〜気持ちを切り替えて…☆
午前中は…劇場へGO〜(笑)
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