ジャンヌ・ダルク裁判の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ジャンヌ・ダルク裁判』に投稿された感想・評価

4.1

再びのジャンヌ映画。こちらはドライヤーと違い淡々とした会話劇のままジャンヌの火刑にまで及ぶ。しかし話の前提は広く共有されているため、今まで見た中でもブレッソンの作劇法が最も伝わるフィルムと言って良い…

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異端者の対象になってしまったジャンヌダルクこの時19歳
神の声が聞こえるってやばい系
最後の彼女の決断に潔さをみた

1431年の実話
詳しい説明は省かれているので映画だけではわからない事が多い

淡々と裁判の流れを追ってるだけの映像なのにジャンヌダルク役の俳優さんの目線だけの演技の魅力に目が離せず

「神様」ありきのトンデモ裁判を大真面目にしてるところは滑稽だし、いいように政治利用されててし…

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Lualdi
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ドライヤーの『裁かるゝジャンヌ』とブレッソンの『ジャンヌ・ダルク裁判』は、同一の歴史的題材を扱いながらも、それぞれの形式が持つ知覚論的な特性を極限まで探求した対照的な作品群である。

ドライヤーは、…

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mshm
5.0
ブレッソンは色々な高尚なこと言ってるけど、普通にかっこよくて美しいのが好きなんでしょ
3.5
カール・テオ・ドライヤーの裁かるるジャンヌと比べると更に面白い
過不足ない、それ以上でも以下でもない

ジャンヌの台詞や表情の演技が上手いとは思うが所詮それらはわれわれの予期図式に該当するパターンでしかなく、わたしはそこから身体性までを導くことはできなかった。いま、そこにある身体はジャンヌが死ぬ直前の…

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