【カール・テオドア・ドライヤー】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」84位。
【映画史を作った重要な映画50本】
裁かるるジャンヌ(ガール・テオドア・ド…
【エリート街道の妻】
うーん…。よくある不倫よろめきモノのように見せかけて人間の不在や心の喪失感を描いた作品なのだと思う。主人公の浮気するゲアトルーズが段々マヌケに見えてきて一瞬コメディ?とも思っ…
(別媒体から感想を転記)
2024/01/01
結婚生活への不満から不倫に走るゲアトルーズは、心も肉欲も自己決定権も全て満たそうとした末に悟りの境地にたどり着く。彼女は全てお世話されるのは嫌だが自…
ドライヤー特集最後にして、監督の遺作を和歌山のシネマ203にて観賞。
ゲアトルーズが望んだ愛とはなんだったのか。自分が望む形の愛は手に入れられず、しかし望まない愛は沢山ある。
自分が理想とする愛に対…
このレビューはネタバレを含みます
「カール・テオドア・ドライヤー セレクションvol.2」
一人の女性が、「愛」に対して信仰のように追い求める姿を会話劇で描いたカール・テオドア・ドライヤー監督の1964年の遺作。
主人公であるゲア…
退屈なんだけど嫌な退屈さではなかった
ドライヤーて女なのではってくらい心情や微妙なニュアンスを撮るのが上手い
鏡の使い方、影の使い方はすごく綺麗
ただ詩的すぎてなぁ、ゴダールとか苦手な理由を思い出し…
ストローブ=ユイレみたいに、画面があんまり動かないので少し退屈だと感じてしまい申し訳ない
回想シーンとか老後のシーンで、画面が少し光溢れるというか、ふわふわするのは面白かった
蝋燭がお好きで
鏡のシ…
終始作為的な視線のズラしが繰り広げられるが、無闇にカットを割らずに長回しを選択したのが偉い。カットを割らないことで、画面には嫌らしさではなく気まずさが漂う。カメラをそこに置いたのではなく、そこに置い…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute