リヴェットが正直に人と向き合った結果、歴史考察を元にサンドリーヌ・ボネールをジャンヌ・ダルクに仕立て作ってみましたという感じで、リヴェットじゃなくても良くない?という点と相変わらず長いのはイライラ
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【男装という鎧】
ブリュノ・デュモンのジャンヌ・ダルク映画『ジャネット』、『ジャンヌ』公開に併せ、ジャック・リヴェットの『ジャンヌ/愛と自由の天使』、『ジャンヌ/薔薇の十字架』を観た。ジャンヌ・ダル…
第2部を観ている間に寝落ちし、蓮實重彦が英語でぺらぺらと喋っている講義に出席している夢を見た。蓮實重彦が生徒ひとりひとりに最近観た映画を聞いていくものだから、リヴェットの『ジャンヌ・ダルク』を観まし…
>>続きを読むジャンヌ・ダルクを主人公とした、歴史考証もしっかりした大河ドラマ。と言うといかにもつまらなそう……。でも長丁場を退屈せずに見れた。ジャンヌ・ダルクの生涯の中で普通なら劇的になるであろうシーン(オルレ…
>>続きを読む上映前に大寺さんが講演で仰っていたことを要約。
まずこの映画を大別するとどうなるか。それはフェミニスト寓話的な側面と時代劇映画の再構築的な側面に分かれる。前者はジャンヌダルクが女性兵士であったという…
新文芸坐オールナイト6時間。
高笑うジャンヌ、怒るジャンヌ、叫ぶジャンヌ。ちょくちょく意識が飛んでいたので全体的なことは何も言えないのだが、『裁かるるジャンヌ』の打ち拉がれた悲劇のヒロイン像とは対…