愛獣 悪の華の作品情報・感想・評価

愛獣 悪の華1981年製作の映画)

製作国:

上映時間:68分

3.6

「愛獣 悪の華」に投稿された感想・評価

紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2017.10.20 U-NEXT

泉じゅんを調教する道具の過程である、バナナ→タバコ→トマト→空き瓶→スプーンの変遷がシンプルであるが楽しい。内藤剛志との別れ際にカフェの中に吹き込む風、コールガールの元締めの家へと続く坂道のショットやその反復も映画的。
恋人との平凡な結婚生活を待望している女性(泉じゅん)が、ふとしたきっかけで知り合ったヤクザ(林ゆたか)から、娼婦としての手練手管を調教させられてしまう。ヤクザによって手篭めにされた女性が、呼び覚まされた娼婦性で報復するという、リベンジ系のロマンポルノ。

フツーの女の子だった泉じゅんが、淫らな女へと豹変する過程が大きな見どころ。女の色気をムンムンと発しながら婚約者のもとに帰ってくるシーンは、もうほとんどホラーの領域と言っても過言ではない。

しかしながら、調教師のヤクザが暴力で泉じゅんを虐めているだけなのが何とも味気ない。ただの一方的なイジメと強姦行為だけで、泉じゅんが淫靡な女に様変わりするというのは、さすがに違和感あり。ここは、軍隊式の「落として上げる」訓練法を用いるなどの変化球を使って欲しかったところ。

泉じゅんの魅力は十分に発揮されているので、彼女を見るための作品としては及第点。
カフェの店主の妻(泉じゅん)が、ヤクザに気に入られ、軟禁され性技を仕込まれるうちに人格が変わる話。まぁまぁ。
馬鹿みたいな顔のアップが多いのが好きじゃない。
ラスト、車で轢いたはずなのになんで車の屋根から血が垂れるんだよ。