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パゾリーニ(原題)
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『パゾリーニ(原題)』に投稿された感想・評価

豚肉丸

豚肉丸の感想・評価

3.5
パゾリーニの最後の日を描いたお話

期待していた分、ちょっと退屈してしまった。最後の数時間を描いた映画だから仕方ないが、パゾリーニの家族や関係者や背景が説明も無しに語られるので...パゾリーニについての知識がある前提で作られているように思えた。
基本的にパゾリーニの政治語りなどの地味なシーンが大半を占めており退屈。政治的な部分のシーンで使われる英語も難しくてここら辺の会話は正直追えなかった。
たまに挟まる、パゾリーニが亡くなる前に製作していた小説と映画のアイデアが映像化されるのは面白い。印象的な映像も多くて映像的にもなかなか面白かった。
多分英語とパゾリーニに詳しければ楽しめるんじゃないかな...多分...

てかこの監督って『ドリラー・キラー』の監督なのね。
レビューを見ていると「監督らしさ」が溢れた映画だということがわかったので、この監督の他の作品も見てみようかな...
パゾリーニ監督の最後の数日間を描く追悼作。監督は「キング・オブ・ニューヨーク」(1990)「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」(1992)のアベル・フェラーラ。

1975年ローマ。 パゾリーニ(ウィレム・デフォー)は「ソドムの市」の撮影を終えた。自宅では母(アドリアーナ・アスティ)と姪、遊びに来た親友ローラ・ベッティ(マリア・デ・メデイロス)と穏やかで楽しい時間を過ごす。 彼は自身の集大成となる2作品に取り組んでいた。小説『Petrolio(石油)』、そして映画引退作『Porno – Teo – Kolossal』は名優エドゥアルド・デ・フィリッポ (ニネット・ダヴォリ )の主演が決まっていた※2作品とも映像で再現。その夜、街外れに繰り出したパゾリーニは一人の青年に声をかけ、レストランで食事をして車で海岸へ向かう。。。

パゾリーニ監督の最後の数日を極めて冷静に綴っている。そこには敬愛も感じられ追悼作の色合いが漂う。ただし夜を舞台に人間の剥き出しの生と死を描き続けてきたフェラーラ監督の作風は貫かれている。パゾリーニ本人の性は露骨には描かれないが、『Petrolio』の再現映像の中では男性同士のオーラル・セックスが行われる。

フェラーラ監督によれば本作はセミドキュメントを目指し、家族や友人たちへの入念な取材に基づいて制作したとのこと。出演陣もパゾリーニ最愛のパートナーで常連俳優だったニネット・ダヴォリ、愛弟子ベルトルッチ監督の元妻アドリアーナ・アスティなど友人が協力。最後のレストランや海岸は実際の現場で撮影された。※謎の死の状況は、犯人として有罪判決を受けたジュゼッペ(ピノ)・ペロシの2005年の告白”自分以外の3人による暴行”に基づいている。本作では諸説ある彼らの素性については追及されていない。

本作から感じるのは、偉大な監督の死のあっけなさだ。映画の前後に挿入されるローマの歴史的建造物を絡めた青空のカットに、フェラーラ監督の思いが凝縮されているように思えた。言葉で表すなら”空虚”である。パゾリーニの不在に対して、人間の生に対して。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.5
【4年の時を超えてアメリカ劇場公開】
アメリカで5/10から公開されるアベル・フェラーラの『パゾリーニ』について紹介します。

本作は2014年にヴェネチア国際映画祭で上映され賛否両論生んだ作品です。ブンブンはフランス留学中に観ました。今回4年の時を超えてアメリカ公開が決まりました。

『パゾリーニ』は『ソドムの市』『アポロンの地獄』で知られる鬼才パゾリーニ監督が暗殺されるまでの24時間をウィレム・デフォー主演に撮った作品で、同じくデフォーが主演を務めたゴッホ映画『永遠の門』に近い呆気ない死描写が特徴となってます。

スキャンダラスな人ほど、実は死の瞬間は呆気ない。そこを強調することで、パゾリーニだって人だったことをフェラーラ監督は主張しているように見えます。

本作はヴェネチアで、デフォーが英語イタリア語混じりな演技をしていたことで叩かれた作品ですが、それ以前にパゾリーニに詳しくないと退屈してしまうように思えます。フェラーラ映画は日本では、ほとんど無視されているだけに公開はされなさそうですが、機会があれば是非。

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