パゾリーニ作品のジェスチャーを自分のフィクションに混ぜることを通して、パゾリーニを再現することに至る大胆な伝記映画。どうせ何か思い出させるように記憶の存在を証明する。本作を見る前に少なくとも「ソドム…
>>続きを読むパゾリーニ監督の最後の数日間を描く追悼作。監督は「キング・オブ・ニューヨーク」(1990)「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」(1992)のアベル・フェラーラ。
1975年ローマ。…
パゾリーニについてもイタリアの政治的背景についても知識がゼロの私には少し難しすぎましたけど、ラストのオペラ曲が流れる3分間くらいの映像がめちゃくちゃ痺れた。
短いし、最後のそれを味わうために見てもい…
パゾリーニの死ぬ直前を描く。英語とイタリア語の混在には思うところあれど、デフォーはハマり役。彼の死の真相を明らかにするものではなく、パゾリーニという人間の一面を見せる映画だった。生前に構想中だった『…
>>続きを読むパゾリーニの最後の日を描いたお話
期待していた分、ちょっと退屈してしまった。最後の数時間を描いた映画だから仕方ないが、パゾリーニの家族や関係者や背景が説明も無しに語られるので...パゾリーニについ…
ソドムの編集風景からはじまるのでほんと晩年の様子をフェラーラの味付けで、なんですね。フェラーラの描く夜、青空に晴れ渡るローマ。冒頭劇中の放尿から噴水にフェラチオに立ちションに…そんなところも気になり…
>>続きを読む某所の大スクリーンでBD鑑賞、その3。
備忘のために
- デフォーは英語で話す。基本的な会話は英語。ところがところどころイタリア語がまざる。まあ、基準ははっきりしているかもしれない。パゾリーニの…
【4年の時を超えてアメリカ劇場公開】
アメリカで5/10から公開されるアベル・フェラーラの『パゾリーニ』について紹介します。
本作は2014年にヴェネチア国際映画祭で上映され賛否両論生んだ作品です…