インディア・ソングの作品情報・感想・評価

『インディア・ソング』に投稿された感想・評価

原作読んでの再見。おかげで物語の輪郭がみえた。とはいえ、何度見ても沼るばかりだ。次、「ラホールの副領事」読んどきます。

インド、カルカッタのフランス大使館とその周辺が舞台。しかし、ストーリーらしい展開はなく、大使夫人のデルフィーヌ・姓リグの、室内での佇まいた、風、音楽が画面に動きを与える。その緩慢な時間に身をゆだねる…

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マルグリットデュラス作品初鑑賞。
構造は何となく分かるけれど語られている話の流れはいまいちわからなかった。分からないなりに、声、鏡など…気になる点はいくつかあった。
3.8
1001
FCC220
Beethoven
《33 Veränderungen über einen Walzer von A.Diabelli Op.120》
Kolkata, 1930s
kazoo
3.8

1930年代のインド、カルカッタが舞台。物語はフランス大使の妻である主人公を中心に展開。彼女は美しく魅力的な女性で、多くの男性から愛されるが、彼女自身は深い孤独と倦怠感にさいなまれている。物語は、彼…

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i
4.1
This film is made to watch at a cinema!
Quelle passion, quel désire.
La pluie, la chaleur.

言葉は真理を膨大な枠によって朧げに囲むが、音声映像は真理のうちにある些少なものを的確に表す。つまり、言葉は円形であり、音声映像は点である。しかし、それでいて音声映像はその的確さにより、言葉をも内包で…

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「死ぬまでに観たい映画1001本」965+216本目
軽かったと言う設定になっているが、全てフランスで撮影したらしい。
残念ながら僕の趣味には合わない映画だった。
Akane
-

監督 マルグリット・デュラス
撮影 ブルノ・ニュイッテン

吉祥寺の古本屋さんで偶然手に入れることができたDVDにて鑑賞。
美しく難解な映画。ブルノ・ニュイッテンの流麗なカメラワークにひたすら魅了さ…

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4.0

耽美的なカメラワークもさることながら、画面にいる声なき登場人物と彼らを語っている第三者たちによるサウンドトラックによるずれが退廃した社交界の不可解か恋愛ドラマを別世界のような美しい世界観へと昇華させ…

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