監督 マルグリット・デュラス
撮影 ブルノ・ニュイッテン
吉祥寺の古本屋さんで偶然手に入れることができたDVDにて鑑賞。
美しく難解な映画。ブルノ・ニュイッテンの流麗なカメラワークにひたすら魅了さ…
耽美的なカメラワークもさることながら、画面にいる声なき登場人物と彼らを語っている第三者たちによるサウンドトラックによるずれが退廃した社交界の不可解か恋愛ドラマを別世界のような美しい世界観へと昇華させ…
>>続きを読む大きな鏡の奥を観るのが面白い。
時差があったり、人物が二重化したりしている。
画面に映る人物は全く喋らないが、フレーム外で誰かがずっとしゃべっている。
台詞と映像を結びつけて話を理解しようとしたが、…
女流作家、マルグリット・デュラスが自ら監督した作品!🎬
カルカッタを舞台にフランス大使館の夫人と、男たちの恋愛遍歴を追いかけた作品。
これはめちゃくちゃ難しいッッ!
小説の朗読劇の様な作品でした…
こんな映画ってないのかな〜と思ってた。ここにありました。
ゆっくりとした動きや、物憂げな表情、動かない唇。そして、彼らに声が与えられないことで、彼らの不在が連想される。まるで誰かの夢や、イメージ、…
タルベーラよろしくの超遅速長回しで始まって嫌な予感しかしない。
綺麗言われとる画もいっそのことモノクロにしてほしいほどグズついた色彩で乗れず。
退廃的な予感と湿った画面は相性ええかもやけど、ただでさ…
あまりに美しい映画。
カルカッタのフランス領事館。
退屈しきったフランス大使夫人。
恋に狂ったラホールの副領事。
画面には映らない狂女。
設定というかモチーフはいつものデュラスの変奏。
デルフィ…
前衛小説の作家マルグリット・デュラスが自身の小説を映画化。
もはやこれは映画なのか、小説なのか、戯曲なのか、ただの脚本なのか。映像と台詞の関連性はほぼないようで、関連性を観客に妄想させるような作り。…