後回しにしていた
セリーヌ・シアマのこの作品
予想に反し
移民問題、人種差別問題を
訴えかけるものでもなかった
焦点はあくまで
少女から大人になりつつある
主人公マリエムの今と未来
もちろん高校へ…
『少年たち』『身をかわして』等の文脈で叙述されつつもセリーヌ·シアマの作家性が炸裂してるから焼き直しとはならない。ホテルの一室で歌って踊るシークエンスはまるで治外法権が成立しているかのよう。結果仕切…
>>続きを読む学校の成績が良いに越したことないけど、別に悪くても、とやかく言われるほど悪いことではないと思うが、環境が悪いのは問題。
もし両親も暖かくて皆で遊びにいったりバーベキューしたり、旅行いったり、自然の…
「Tomboy」「秘密の森の、その向こう」がとても好みだったのでセリーヌ・シアマ連続鑑賞。
上記2作品とは少し雰囲気が異なる感じでした。
うるさいくらいワイワイ話していてのが校門を出た途端にスッと…
「未来なんてどこにもない」。
富める者とそうでない者の一番の差は、選択肢の数だと突き付けてくる。
安易に見える16歳の彼女の選択も、そこを踏まえて見る必要がある。
それでも彼女は、最も大事な選択をち…
仕事で居ない母に代わり家事や妹たちの世話をしているアフリカ系移民マリエム(16)
学業がダメで進学もできない。
兄は暴力をふるう。
埼玉紅さそり隊のような不良女子に絡まれてついて行って、
最初…
セリーヌシアマ制覇中。
これはこれでまた面白かった。
不良少女を追体験できる様な作品。
いわゆる不良というやつになっていく理由や過程がとても理解できた。
目線がほんとにこの年齢の子なんよね、ほんと不…