ディヴァインの作品情報・感想・評価

ディヴァイン2016年製作の映画)

Divines

製作国:

上映時間:105分

3.9

あらすじ

舞台はドラッグと信仰心が人々を支配するパリ近郊の貧民街。権力と成功への野心を燃やす若き少女ドゥニアは親友マイムナを巻き込み、ある麻薬売人の仲間になります。危険と隣りあわせの生活の中、若く魅力的な男性ダンサーとの出会いによりドゥニアの富への執着が揺れ始めます。

「ディヴァイン」に投稿された感想・評価

My French friend recommended it to me so... I watched it
Well...
I’m not sure yet what French culture , struggle life ,and having problems.
But I felt this is one of the part of real life in France.

The main character's always fighting that many emotions and environments on every single day .Which means their parents relationship, their own future, conflict to society, and also love .

One day,They had some happens.
Even the story a not happy ending, but I’m able to know how blessed my environment now,no matter how painful I have to live positive ,want to be more!! And it was a work pushed my back.

It seems that French slang is translated as it is, so it’s to be good for study French!!

But I actually watched it in Japanese and English subtitles . I mean ,without French though lol
モモ

モモの感想・評価

2.6
貧困故に、犯罪しか光明が見えない少女の姿を描く。
恋する相手の男性像が少女マンガチックであったり、展開のアラや、少女の行動とかに苛立ちや愚鈍さを感じる。
それらは描かれてる事象や世界への嫌悪というより
演出の下手さによるところが大きい。
社会問題を真摯に描いた作品というより、監督の幼稚さばかりがすけて見えた。
次の作品に、期待したい。
カンヌのカメラドールだから、必ずや次もあるはずだから
Mayu

Mayuの感想・評価

4.0
フランスの民族衝突、貧困、郊外といえばかならずマグレブが取り上げられるけど、主人公がロマであることが興味深かった。
ネットフリックス は最高
女性がステレオタイプの男性みたいに描かれているのが新しい時代性を反映していて面白かった。
マネーマネーと歌いながら高級車に乗ってシャンパンを開ける夢を見る主人公の女の子二人。女性が男性的に描かれていることに加えて、逆に男性が性的に描かれていたのも新鮮だった。
「憎しみ」と比較されることが多いが、この映画は政治よりも経済への困窮が生々しく語られていて、お金と幸せとの結びつきを強く考えさせられた。
亘

亘の感想・評価

4.2
【少女は貧困から逃れたかった】
パリ郊外。ロマ居住区に暮らす少女ドゥニアは、貧困から脱出するため麻薬の売人となる。親友マイムナと支えあいながら厳しい世界で生きようとする彼女だったが、一方で恋に落ち選択を迫られる。

少女ドゥニアが貧困から抜け出すために社会に足を踏み入れる。フランスの裏社会や移民たちに焦点を当てた作品だけど、フランスを舞台にした作品でもこれほど主要人物に白人が少ない作品も少ないと思う。主要人物で白人は、ドゥニアが恋に落ちるジギくらいで、そのほかの主要人物はほとんど非白人。フランスのイメージからは離れているかもしれないけど、今作が映し出しているのもまたフランスの一面であり、おしゃれなイメージに隠された現実なんだろう。

ドゥニアは勝気で生意気な少女。自分が置かれた環境を毛嫌いして、貧困から抜け出して裕福になることを夢見ている。学校で教わった通りに働き受付になったところで結局裕福にはなれない。家では堕落した母親を目の当たりにして、こんな風になりたくないと思っている。ドゥニアは閉塞感を感じていて、何とかして生活を変えたいと願って見つけたのが麻薬の売人だったのだ。

売人ドゥニアは少女のあどけなさと大人の(裏社会の)女性のしたたかさを持ち合わせている。生来の勝気な性格は、売人には重要だった。それでもやはり彼女は社会に出たことのないから売買の中でいくつもの困難に突き当たる。売人の仕事を始めたばかりの彼女は、どこか自身なさげで本当にこの世界でやっていけるのかと不安になる。ただ仕事をしていく中で彼女が次第に大人の(裏社会の)女性へ成長していく姿は見もの。でも一方で彼女はまだあどけなさ・純粋さもまだ持ち合わせていて、親友のマイムナとはしゃぐ姿はまさに女子高生だし、ジギとの初恋にたじろぐ姿は少女だった。それにいくら自堕落とはいえ自分の母親が好きという純粋さも失わない。

売人としての活動を始めた彼女にとって大きな転機は、ダンサーを夢見るスーパー従業員ジギとの出会い。初めは仕事の一環で劇場裏に忍び込んでダンスを見る程度だったけど、次第に2人は惹かれていく。彼女は初めジギに抵抗を持っていたし、「努力=ダサい」と考えていた彼女にとって一人黙々と練習する彼の姿はカッコ悪いものだっただろう。でも彼の姿は、ドゥニアの進んだ[悪の道・闇の世界]に対する[正しい道・明るい世界]を表していたように思う。ドゥニアは努力せずに夢を達成するべく売人となったけど、ジギは夢の達成のために努力を惜しまない。この出会いは、少女にとっての初恋という意味でも大きいけど、ドゥニアが闇の道から足を洗えるかという選択でも大きかった。ジギのダンスと仕事を天秤にかけるシーンは、まさにその状況を表していた。

しかしドゥニアが選んだのは闇の道だった。ボスであるレベッカの金を取り戻すべく売人宅へ向かったのだ。クラブで売人を誘惑するシーンといい、家に乗り込むシーンといい、ドゥニアの姿はあどけない少女の姿からセクシーな大人の女性になっている。それに持ち前の勝気で傷だらけになってでも任務を遂行する姿は、彼女の変貌を表していた。もうドゥニアは過去の貧しい彼女ではないのだ。

ただ終盤の彼女の転落は見ていて悲しかった。彼女はついに成功を手に入れ、ジギとともに幸せに暮らしたかった。でも親友マイムナを救うために自分のボスであるレベッカに直接対決を挑むのだ。彼女の勝気・親友への思いの強さを感じるシーンではあったけど、その結末は本当に救いようがなく切ない。ドゥニアは確かにかつての彼女ではないんだけど、一方で親友思いの女子高生の面もまだ持っていた。成功したかに見えたけど、それと引き換えに彼女は大切なものを失ったのだ。ジギについていけばきっと地味ながらも堅実に正しい道を進んで生きていけただろうに、もう後戻りはできない。結局彼女は生活を変えられるのか、いずれにせよマイムナ・ジギのことは心に残り続けるのだろう。暴徒の中悲嘆にくれる彼女の姿とその後の回想シーンはやるせなさと切なさに満ちていた。

印象に残ったシーン:ドゥニアとマイムナがオープンカーではしゃぐシーン。ドゥニアとジギが触れ合うシーン。ドゥニアが火災の中泣き続けるシーン。

余談
・ドゥニアを演じた女優ウラヤ・アマムラは、今作の監督の妹だそうです。
・題"Divines"は「神」という意味です。
まいん

まいんの感想・評価

3.6
主人公の環境下でどうこう出来たじゃないかとか言うのはあまりにも不憫すぎる

わたしが唯一理解できない点はツバを吐く女を好きになる性癖を持つダンサー
パリ郊外にあるバラック街「ロマ・キャンプ」で自堕落な母親と暮らす10代の少女ドゥニアは、親友のマイムナと一緒に盗んだ商品を売りさばいて日銭を稼いでいた。やがて2人は地元のドラッグディーラー、レベッカの仲間となり、売人として荒稼ぎするようになっていく——。

社会の底辺に生まれれば、そこから脱却するのは、とんでもなく困難。その現実に歯向かおうとする主人公のドゥニアは、裏の稼業に手を染めていく。

離れていくドゥニアに、母親が投げかけた「私には、あなたが必要。一人にしないで」という言葉が悲しい。ドゥニアの母親が、娘に必要とされる母親であれば…。

ドゥニアも、ふとした瞬間にあどけない顔も見せる。子供らしい、本来の自分では生きていけない環境は悲しい。

「ここにいては、いけない」叫びにも似た願いは、悲劇しか呼び寄せなかった。ドゥニアが、どうすれば良かったのか、考えても答えは出ない。

✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎

本作を観て、Netflixのオリジナル作品に、面白い作品が増えていることを改めて感じた。

Netflixは、若いクリエイターにとって、自分の作家性が出せる場なのだろう。Netflixに独占契約できれば、その時点で利益が出るのだから、作品の作り方も変わってくる。

それだけに、売り上げの半分を折半する劇場公開という中で映画を作っている監督達からは、良い顔をされないのかもしれない。

これからますます、映画は映画館で観るものという根底は揺るがされていくだろう。私も映画館よりも家でDVDを見ることの方が多いし、すでにスマホの画面で満足する層まで出ている。

映画館はこれからどうなるのか…4DX、IMAX、来場特典、合唱上映、応援上映、爆音上映に留まらず、これからはもっとアイデアが求められるだろう。
Fumika

Fumikaの感想・評価

4.0
カメラドール受賞ということでちょっと楽しみにしてた作品。

一見するとドゥニアは自分勝手なクソガキ。でも後半でそんな彼女の本当の気持ちがちらついてて、ただただ不器用なんだなあって。正直、恋愛の要素は必要なかったんじゃないかなって思うけど.. なんであのダンサーはドゥニアに惹かれたんだろう?

カメラワークが絶妙。とくにフェラーリのシーンは印象深い。そしてどんな時でも2人の友情が揺るぎないってのがすっごくよかったな〜!ラストはザ・フランス映画(私的にね)。重くて好きです。
評価高いから楽しみにしてたけど少し微妙!!

スタートから引き込まれて面白いんだけどラストに対して同情できない(。-_-。)

あれだけ悪いことしててひとを馬鹿にして都合のいい時だけ神様だよりは無理がある

消防士も襲われるから火を消せないはよくわからない笑笑

お金に取り憑かれるって怖い、、、
底辺が荒技で成り上がり
裏ルートは治安が悪い
男のバレエは味出しすぎ
女相手にも全力で殴る奴こわすぎ