The ショートフィルムズ/みんな、はじめはコドモだったの作品情報・感想・評価・動画配信

「The ショートフィルムズ/みんな、はじめはコドモだった」に投稿された感想・評価

tosyam

tosyamの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

死神に使命感があり対象者への愛情がまさってればレコーダーでライフログをとらないはず。この死神は当初うすかった。しかしその分いきなうそで対象者の不安をとりのぞいてやった。レコーダーが没したおかげ。レコーダーにたよらずの使命にめざめた瞬間。スパイ成長物語。スパイとしての死神がにあう父親のキャスティングが効いていた。他の二人も快演。なんてったって小道具の情報機器。
まだ観ぬ李相日監督を探そう週間。コドモというよりは親子がテーマのような。5本のオムニバスだけど結局樹木希林さんの独り言に全て持っていかれました。
sumako

sumakoの感想・評価

-
2022.11
猛烈に豪華。
光石研さんの若さ。
子役たちがみんな昔の顔しとる。
阪本順治監督
通天閣ファンタジー。
井筒和幸監督
色々アウトなあの頃の思い出。
大森一樹監督
やさしい江戸寓話。
李相日監督
宮藤官九郎さんの死神
苦しくなるくらいの親子の話。
崔洋一監督
家族と日常は時に非日常。
taichi

taichiの感想・評価

3.0
私はタガタメが好きです。おでことおでこを合わせて、だいじょうぶ、だいじょうぶ…父の息子の人生に対する想いがとても深く最期まで深い。
これらは、子ども達の将来に向けて、明るい未来をえがいたオムニバス作品らしいが、それにしてもどれもこれも、表現の違いはあるものの、重たいテーマを扱った内容で、子ども達にどこまで理解出来るのかな?と心配にもなる。
しかし、確かに監督も脚本も凄い方々ばかりだから、期待して観たが
かなり良い作品ばかりで大満足。

『展望台』
(阪本順治監督&脚本)
自殺しようとしていた男が、深夜の大阪の通天閣で、親に捨てられた少年と出会う。「海は泣いてもいいところやで」と慰めたつもりが、帰り際で救いの言葉をかけられる。
暗い話のはずが、何故かほのぼの明るい。

『TO THE FUTURE』
(井筒和幸監督&羽原大介、吉田康弘脚本)
子ども達を虐待している先生が酷いなあ…と思って観てたら、いびられていたのは先生だった。
残酷だけど、みんな誰かをいじめて生きているのかもしれない。
光石研さんの演技が面白すぎて、笑い転げてしまった。
助監督に武正晴監督、監督助手に滝本憲吾監督、衣装に星野和美さんが入っているのをみつけて、ほのぼのした。今は無き、シネカノン制作。

『イエスタデイ・ワンスモア』
(大森一樹監督&脚本)
玉手箱で大人になり、親孝行をするお話。
「人は自分が生きた年齢をもう一度生きたいとは思わない」
名言だな。

『タガタメ』
(李相日監督&脚本)
妻に先立たれて、余命宣告された男には、知的障害の息子がいて、その子の将来を心配する。
親の愛情と、人の生きていく価値について考えさせられる…

『ダイコン』
(崔洋一監督&脚本)
年取った両親に留学中の息子のいる娘がやってきての普通の日常生活。
社会問題や家族間の問題を幾つも会話させながら、親子間の愛をえがいた作品。


結局、この5つのオムニバス作品は、
難しい問題を提示しながらも、それでもちゃんと生きていくだけの意味が未来にはあるということをみせてくれているんだと思った。
心配しなくても良いよって。
RandB

RandBの感想・評価

3.0
最近、オムニバス映画にハマっており、鑑賞。

朝日放送の新社屋完成を記念して製作されたというオムニバス映画。
子供たちが将来に向けて明るい希望を持てるようにスタートした「こども未来プロジェクト(朝日放送)」のコンセプトフィルムと銘打っているが、実際のところは、どの作品にもかなりの作家性があらわれていた。
むしろ、現在でも活躍する実力派監督と実力派俳優のコラボレーションが興味深い作品。

というわけで、ここからは各作品のあらすじと感想。

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『展望台』
[阪本順治×佐藤浩市]
☆×2.5
東京タワーの最上階で置き去りにされてしまった少年。寂しさに暮れる彼だったが、そこで自殺しようとしている男と出会い...。

少年と佐藤浩市が繰り広げる一夜の交流。コテコテの関西弁の二人が疑似親子関係を築いていく様が独特ながらも特に印象に残らず。少年が展望台で立ちションをするシーンはシンプルに深い。


『TO THE FUTURE』
[井筒和幸×光石研]
☆×3.5
「怒らない大人になりなさい」と言いつつ、めちゃくちゃ怒る理不尽な小学校教師と生徒の話。笑

暴言や罵倒を吐き続けた挙げ句、生徒の机を思いっきりドロップキックする光石さんが驚異的に面白い。文句なしのベスト光石研映画。
ヤンチャ小学生がネズミを燃やすという"リアルネズミ花火"のシーンが強烈。
要するに、ちびっこヤンキー映画。


『イエスタデイ・ワンスモア』
[大森一樹×岸部一徳×佐藤隆太×高岡早紀]
☆×3.8
これは、時代劇のお伽話。浦島太郎の祖先であるお爺さんがもつ玉手箱。その効力で大人になった少年は貧乏生活を強いられる母を助けるため、お店の手伝いを始めるが...。

『ビッグ』を時代劇でオマージュするという荒技。しかし、それが意外と成立しているのが面白い。短編時代劇としての脚色が秀逸で、数分間ながらも『ビッグ』のメッセージが見事に凝縮されているのが見事。


『タガタメ』
[李正日×藤竜也×宮藤官九郎]
☆×3.9
知的障害の息子を持つ父。ある日、余命宣告を受けた彼は息子との心中を試みるが、そこに死神がやって来て...。

『悪人』や『怒り』の李正日監督らしく重苦しい雰囲気は一貫していた。レインボーに染色された服を着る"道化的な死神"役・宮藤官九郎の存在感は異色ではあるが、それでさえ、重厚な空気感によって多少かき消されていた。
少し捻られたラストシーンに、映画が持ち得る現実に対する救いを見た。

『ダイコン』
[崔洋一×小泉今日子×樹木希林×細野晴臣]
☆×2.6
ある一家のダイニングテーブルで起こる日常の決定的瞬間と家族の在り方。

タイトルは「ダイニングテーブルのコンテンポラリー」の略。「ダイニングテーブルを介した日常」という着目点が斬新で樹木希林と小泉今日子の自然な演技が光る作品。ただ、リアリティという面では評価できるが、映画として面白いかと問われれば微妙。
作中で小泉今日子が"一発屋のギャグ"を連呼するシーンがあるが、そこで持っているのがガラケーということも含め、10年間の歳月を思わぬところで意識させられた。(本作が作られたのは2009年)
家族の場が凍るシーンでの子役の台詞は秀逸すぎて、今回の短編集のハイライトといえる爆笑シーンだった。(あまりの名演のため、小泉今日子の素の笑いを見ることができる。笑)
ちなみに、あくまで"客演"である細野晴臣の演技には何も触れないのが賢明である。笑

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『ダイコン』のみ。
関西ローカル局ABCの樹木希林追悼放送(20181014)を録画鑑賞。

クリムトの接吻など、有名な絵画が小物として使用されている。
それらが劇中の家や部屋の雰囲気とは全く合っていないのが逆にリアルに感じた。

「何のこっちゃ、知らんがな」という会話をずっとしているが、他人からすればどんな家族の会話を聞いたとしても感想はそんなもんだと思う。
どこかにいそうだ、こんな家族も。

しかし子供の前であんな会話はどうなのかw
「ダイコン」のみ視聴
樹木希林さんの演技が演技と感じないくらい自然体で、ある一家の日常を覗いてる感覚だった
細野さん良い声だなあ
えし

えしの感想・評価

3.0
マイルーラという呪文。

崔監督の『ダイコン』のみ視聴。
ある家庭の事情をダイニングテーブルを中心に映し出すお話。

樹木希林と小泉今日子の掛け合いを楽しむお話。
2008年の流行や世相が懐かしい。
エンタの神様に出てた芸人のギャグを小泉今日子がやってくれたり、まだampmがファミマじゃない。
十年一昔なんて言葉があるが、もういまや三昔くらいの感があるな。
樹木希林は流石の演技だった。合掌。

追悼・樹木希林さん短編映画「ダイコン」
地上波ABC。2018/10/15。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.5
日本を代表する5人の監督による“子供”絡みのオムニバスで…記念イベント用作品だったが、一般公開に格上げされただけあって、それぞれに名監督らしいクオリティにはなっているかと。

個人的なお気に入りは、光石研で遊んだ井筒監督の「To The Future」、あの『ビッグ』に通じる大森監督の巧みな時代劇「イエスタデイワンスモア」、重い題材ながらおちゃらけた死神で楽しませる李相日監督の「タガタメ」。

ただし、個々の出来がいい割には、通して見終わると思った程の余韻ではなく、ちょいともったいなかったかな。
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