この作品で青山真治監督を知りファンになり、そのお陰で作家中上健次も知る事ができた。
作品の舞台となる北九州は地元なので知っている風景もチラホラとありちょっと嬉しかったかな。
晩夏の情景やあの時代のど…
どこまでも虚無を肯定してくれる。
電気グルーヴの『N.O.』のような作品。
何者にもなれず、何者になることすら望まない。内に潜む鬱憤と閉塞感の暴発。
全てのショットが無駄なく、必然的。セリフで多くを…
北九州三部作①
こんなのありかというパラシュートで降りたような不安定な空撮から始まる。
音楽と線路を挟んだ二人乗りの移動のシーンが素晴らしく、虚無頽廃、ハードボイルドな淡々とした感じが良い。
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青山監督初めて鑑賞するけど、ヌーヴェルヴァーグの精神を受け継いだジェネレーションX世代の何者にもなれない若者達を描く渇いた世界観、めちゃめちゃゴダールだった。
逃避と暴力の象徴であるバイクを置いて…
©︎1996 WOWOW/バンダイビジュアル