ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲインの作品情報・感想・評価

ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン1973年製作の映画)

We Can't Go Home Again

製作国:

上映時間:93分

ジャンル:

3.3

「ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン」に投稿された感想・評価

鋭利なセリフにはたまに気を引かれる…程度の理解。私には難しすぎた…。
zhenli13

zhenli13の感想・評価

3.2
これが遺作というのもすごい。
どの若者よりもアナーキーな教授ニコラス・レイにかつてのタモリを思い出した。

モノ教えて金貰う人の中にこういう人がいた方が、絶対面白い。
ニコラス・レイによる究極のワークショップ映画。あまりに複雑でもはやカオスなのだが、妙に印象に残るセリフ、シークエンス。様々な映像を同時に、サイズを気にせずコラージュしていく中で、全画面になるところの会話とか。レイのカラー作品の特徴の赤の演出も散見される。
実はニコラス・レイって監督の作品を意識して初めて見たのがこの作品(理由なき反抗は一応見てたけど同じ監督とは知らなかった)で、中々他では見られない作りが面白かった。

というか面白かったのは基本一つの画面に複数の映像が展開される点だったのだけど、強面のニコラス・レイが学生たちが変な映画を撮っている様子も非凡なものがあり印象深かった。(泣きながら髭を剃る男とか)

というかこの常軌を逸した作品が実質的な初体験だったから、ニコラス・レイってのはゴダールみたくもっと特殊な作品を撮る人物なのかと思ったが、色々見たらテーマは変わっているものの映像表現は職人的でガッカリした記憶がある。
中本

中本の感想・評価

2.9
二十歳の頃ならもう少し前のめりに見ることができたかもしれない。
面白くはないけど凄まじい映画。
全画面になるとそれだけで感動してしまう。2人で外歩くシーンとか。
Noir

Noirの感想・評価

3.5
ニコラス・レイの映画の授業っていうから見て見たが、映像は体験するしかないんだ!ってね。はぁ、まぁそうだろうけど。一つの画面の中に四つくらいの画面がクロスディゾルブしながら映るのは、複数という点でナム・ジュン・パイクっぽいなぁと思ったが他はわからん。口の動きとセリフの音声が合ってないのはなんなんだ。それぞれのシーンで緊迫感があったりもしたが全体としてはう〜ん。
訳分からなかった。
実験映画ってこうゆうこと言うのか....
絶句といった感じ
とても複雑で、ニコラス・レイの映画に対する執念の塊のような映画。

内容は、ひどく荒削りな「映画とは」みたいな内容に見えた。
しかしレビューサイトやその他文献を見つつ映画を見ていくと、そこには色んな内容が事細かに描かれていて、紐解くのがとても面白い。

「理由なき反抗」で描かれていた内容と少し近いものといえば、その重々しさや深さ、暗さ。 
少し本作のほうが明るめに作られているが、当時としては「なにこれ?」
とい思うような描写が多い映画になっている。 

ここ最近で一番ハマったかも。
レイの遺作なのだが、『理由亡き反抗』のような、卑屈な思春期の感性が失われておらず驚いた。
納屋のシーンの瑞々しさはなんなのだ?
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