兄妹の近親相姦が描かれる。
デュラスが1980年の夏にロベルトムージルの「特性のない男」を発見し自身の人生と作品に痛烈な傷跡を残し、本作を制作したとのこと。「特性のない男」の後半では、兄と妹(アガー…
兄妹の在りし日のインセスト。またしても館と主人公の名は同じアガタ。惚けて海岸線を見つめながら、そして視線の交わらないオジェさんとアンドレアの緩慢に移動する姿ぐらいしか集中力を繋ぎ止めるものがなくて困…
>>続きを読むほぼ読書体験の様な作品。海を眺めながら、兄とその妹がヴィラで語り合うが、画面に映るショットは海。海、海、たまに室内。途中で会話が書かれた台本が映されるシークエンスが挟まる。劇台本のようなもの。
兄と…
デュラスらしい延々とゆるく行ったり来たり、あいまいに境界を侵犯したり引いたり、が良い。2年滞在したのがガボンというのも個人的に良かった。tutoyerとvouvoyerの混在か何なのかは、意図的とい…
>>続きを読むまるで登場人物は幽霊のようで、情景は引き延ばされた終末の世界のよう。ふたたび生きたいのか、そうではないのかも分からない。始まりと終わりが同時に訪れるような時間を何度も繰り返し生きているかのような、悲…
>>続きを読む映像が単調というか「朗読」のウェイトが強いと感じてしまった。『トラック』の初めにあったパンして停車してる青いトラックが出てくるとショットとか凄い!となるようなショットはなかった気がする。前回鑑賞のと…
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