震えた。
前半は行方不明の子を求める親たちの苦悩と非常な時世を描いていたが、その段階でも多くを考えさせられる。
そして後半。
複数の登場人物たちへ多角的にスポットライトを浴びせることでさらに多くのも…
ピーター・チャンの作品を巡っている。
人が攫われることそのものは茶飯事で、その上でどういう作品にするかか問われるのが中国なので、一段置いてかれる。
本作においてはきっと労働力(=一人っ子政策)に起因…
#58
子供はいないけど、被害者の気持ちも加害者の気持ちも痛いほど伝わる。
大人のせいで、いつもの日常から突然知らない地に放り投げられる子供の気持ちも、いつも愛してくれてた母が他人に傷みつけられ、そ…
物語の前半は誘拐された我が子を探し続ける元夫婦からの視点で描き、後半は誘拐された子を育てた母親の視点から描かれていて、元通りになるという幸せを得られない苦悩がそれぞれの視点で捉えられる構成がとられて…
>>続きを読む自分には子どもがいないため、主人公のティエン元夫妻を始めとする誘拐された親たち、そして育ての親のホンチンの想いや言動について語ることは憚れる…
一人っ子政策、児童誘拐、人身売買、経済格差が、中国に…
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