今年初めて行った台湾の街並みに魅了された。日本が失ってしまった古いけど活気ある雑踏。2025年の台湾と1996年の台湾の景色がそこまで大きく変化していないことに驚きと共に懐かしいような羨ましいような…
>>続きを読むみんな指図されるのが好きなんだ。
指図されたり、理想像とする人間を追いかけたりしていた主人公たちが少しずつ自分の頭で考え、悩んでいく変遷が素敵だった。
最後、マルタが戻ってくるシーンはベタで安っ…
観たのにつけてなかったので
生涯ベスト級。構成が美しすぎる。
台湾というぎりぎり均衡を保った街の中で、人間関係がくんずほぐれつもつれていき、最後にストンと落ちる。その因果の流れが気持ち良すぎる。
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やっぱりエドワード・ヤン監督はいいな…。
映画を撮るのがうますぎるし、人間関係や場面を切り取る面も角度も巧み…。
女性による男性への性的搾取する写実的な映像をはじめて見たかもしれない。尊厳傷つけら…
久しぶりのエドワード・ヤン監督作品の鑑賞。
90年代半ばの台湾の時代背景に男女の乾いた関係が描かれる青春群像劇。
「死ぬほど愛してる!」と男にすがりつく女にも実は別の恋人がいたり、恋人を当たり前…
牯嶺街少年殺人事件のように日常を淡々と映し、しかし徐々に状況や心境が変化していきラストシーンで爆発するという流れは一緒だが、都会の台北で枯渇した愛を求めるも希望と絶望の狭間で苦しみながら何とか前の進…
>>続きを読む多分バブル期後半の台湾。
「みんな指図されるのが好きなんだ。」
と欲望のまま指図する側になりたいであろう若者たちの話。
そりゃ、変になるよね…と思わせる全体の雑多感がよかった。
雑多さと美しいラ…
昼はTGIフライデーズで人間社会の構図を仲間に息巻きながら語り、肉を食べ悪巧みを練り、夜はハードロックカフェでカクテルを飲みながら裏ビジネスの駆け引きを繰り広げるが失敗に終わる、そんなヤングの群像劇…
>>続きを読む© Kailidoscope Pictures