このレビューはネタバレを含みます
中国ドキュメンタリーの傑作。かつてここまで中国のLGBTに寄り添った作品があっただろうか。
親へのカミングアウトから、親同士の交流まで、中国LGBTの生々しい現実に徹底して寄り添い描く。本当に素晴ら…
今の日本でも『結婚は?』
『孫の顔見せて親孝行しなさい』と言われるが、
独りっ子政策の中国では日本と比べ物にならない程、親族からのプレッシャーがあるんだろうな。
人間はメンツじゃなくて、
各自が思う…
すべての発言の後ろに教育と社会がある。「あなたの要求を飲めば、わたしは息苦しくて死んでしまうかもしれない」と小さく叫ぶ人間に対して、わたしならなんて声をかけるかな。わたしはあなたを傷つけないよう学び…
>>続きを読む最愛の一人娘が嫌悪の対象、同性愛者。全く理解のない母親がかわいい。「私のメンツはどうなるんだ。同性愛者は泥棒のように日陰で生きるしかない」 恋人と付き合い、その幸せの延長に母親の理解を得ようとするも…
>>続きを読むカミングアウトする子どもとされた親のドキュメンタリー。中国で撮影された映像だけど、多分世界のどこでもこの映画の中に映し出された親子の葛藤は起こりえるだろう。
子供のセクシュアリティを受け入れることは…
54分の短い作品なのに胸を抉られる言葉の数々。せめて肉親だけでも受け入れて欲しい。肉親だからこそ認められない。子は親を慕い。親は子の幸せを願っている。なのに交わらない想い。この親子を追い詰めているの…
>>続きを読むカミングアウトは、する側に焦点を当てられることが多い。誰に、いつ、どうやって?と思い悩む。
しかしこの作品は、カミングアウトされる側と、された後の関係性の話である。
される側はおそらくマジョリティで…
同性愛者の娘に対して母親が「受け入れないとあなたがつらい。受け入れると私がつらい。」って言ったのが、すごく腑に落ちた。
キリスト教徒として同性愛は認められないって言い放ったかつてのクラスメイトにす…
ドキュメンタリー。
親の前でどういう風に説明してカメラを回させたのか、とても不思議だった。
私だったら自分が受け入れられない事など、絶対に人様に撮られたくないし
ましてや伯母がいるところでのカミング…
近年迄同性愛は犯罪とされた中国で
自分のありのままを受け入れて欲しいと
親と向き合うLGBTの娘、息子に密着したドキュメンタリー
親の側も願うのはこの幸せだからこそ
まだまだ性的マイノリティが生き辛…