ブリング・ミー・ホーム 尋ね人の作品情報・感想・評価・動画配信

「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」に投稿された感想・評価

bowzZ

bowzZの感想・評価

3.3
カムバックのイ・ヨンエは、20歳年上の実業家と結婚して実際に双子の母親にもなったのだよね。しかし疲れ果てたアジュンマがよく似合うようにもなってしまったな。演技の巧さもあろうけど。
韓国は行方不明者も実際に多くて、だからこんな映画・ドラマも結構あるよ。あと幼児で外国に里子に出されたとかも多く、それもよくドラマのネタになっている。
そしてここでもまた、まあ警察官のクズなこと。『梨泰院クラス』の悪役はやはりまた悪役であった。あまり言うとまたネタバレかw
でも韓国の俳優は、他の作品でコメディやったり善人やったりして、全体的にバランスは取るのだよな。それも売れてる人ならでは可能なんだろうけど。
rage30

rage30の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

行方不明になった息子を探す、母親の話。

息子が消えた事で周囲からは白い目で見られる、主人公。
捜索に熱心だった夫もイタズラ電話で事故死してしまい、まさに踏んだり蹴ったりの状態。
一方の息子も、田舎の釣り場で虐待されるわ、働かされるわと、地獄の様な環境にいた。

ここまで見るだけでも十分にストレスが溜まり、イライラさせられるのだが、なんとか息子の居場所の手掛かりを掴んだ主人公。
釣り場の一家は知らぬ存ぜぬも怪しさ満点で、さぁここから主人公がどう攻略するのか期待していたら…。

主人公は特に何の策も練る事なく、一家に潜入&突撃するのである…マジか。
当然ながら、一家に囚われてしまう主人公だったが、隙を突いてサディストの変態を殺害。
さぁここから復讐劇が始まるぞ…と思いきや、倫理観が働いて銃を撃てない主人公。
どうせ見殺しにするのなら、自分の手で殺しても同じ事だと思うのだが…。

人を騙す策もない、人を殺す覚悟もない、そんな人間が犯罪者集団の中にカチコミを仕掛けたところで、負けて当然だ。
しかも、主人公は普通の中年女性である。
それが大の男を相手にして修羅場を切り抜けてしまうのは、あまりにも不自然だし、御都合主義に思えてならなかった。

もしも、主人公が怒れる母親として、一家に血みどろの復讐を果たす映画になっていたら、ジャンル映画として評価された可能性もあったかもしれない。
人をイライラさせたわりには、カタルシスが乏しく、ラストも御都合主義的で最後までモヤモヤが残った。
徹底的な策と覚悟があった『親切なクムジャさん』とは、ある意味、正反対の映画と言えるが、策も覚悟もない主人公など一体誰が見たがるのだろう…。
観たよ



イ・ヨンエの凄まじい演技力よ(間違いなく韓国NO1女優)

中盤の衝撃展開に思わず口を抑えてしまった。

間接的な悪意が蝕み無関心が事を長期化させてしまう社会の闇。

それでも信じて諦めない母の強さと優しさと温かさをイ・ヨンエの素晴らしい演技で魅せられ、最後まで涙が止まらなかった。
息子が行方不明になり探し続ける母親。ある釣り場に似た子供がいると情報を得てやって来たら・・

釣り場を営む人間はどいつもこいつもクズすぎて驚く。特に「俺は警察官だ」とほざいている奴は一番のクズ。

始終胸くそ悪いし真実もキツイ。韓国映画って女性・子供にも容赦ない描写がすごい。ラストに一筋の光が見えてまだ救われる。
すごい話だ!
観ながら息が詰まりました。
韓国映画の真骨頂と言うか、救いようがないストーリーでした。
緊張感のある作品。結末がネタバレしてしまったら終わりなタイプの作品なので、観る前に下手に情報の検索はしないほうが懸命。

ただ言えるのは、後味の悪い胸糞映画ではなく、エログロシーンはほとんどない。多少交戦で血は流れるが、猟奇的でサイコパスな目を背けるほどのシーンはないのでそこは安心していい。

「親切なクムジャさん」といいイヨンエはもうこういう影を背負った役しかやらないのだろうか。もっと溌剌とした元気な役を見てみたいものだが。

韓国の漁村の陰気な感じと閉鎖的な人々、村社会な感じは設定としては好みだが、実際にはこんなことがあって欲しくないと心から願う。

さらに1人くらいまともな人の心を持った人間がいてくれると信じたいが、意外と追い込まれると私利私欲に走るのも人間であり、綺麗事なしでこれこそが真の人間らしい姿なのかもしれない。

そして根本にあったのは、みんな家族への愛だ。主人公も村のみんなもそれぞれ守るものがあって、ただそれがぶつかり合うことしかできず悲劇となっただけのこと。誰も自ら悪いことをしている自覚はなく、周りの目もそれを許していた。

社会の無関心こそ、最大の悪なんだろう。

「トボンスン」での優しい父親役の印象の強いユジェミョンだったので、今回の役どころはある意味正反対でおもしろかった。けど優しくて恐妻家な姿のほうが似合うし、生産的行動をしたいならくるみパイを焼くべきだ。
たぬき

たぬきの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

チャングム以来のイ・ヨンエ、この作品でも大変な目に...涙 ものすごい演技力

不遇な子供がいない世界になってほしい

このレビューはネタバレを含みます

看護師のジョンヨンは、夫ともに6年前に失踪した息子を探し続けている。
そんな中、捜索に向かった夫が事故死。失意の中で、ある島の釣り場にユンスに似た子がいるという情報を手に入れる。
僅かな希望を頼りに釣り場に向かうジョンヨンだったが・・・

韓国映画らしい、容赦のない描写、筋書き。
きついシーン(特に子供への虐待)が続くが、物語の求心力から目が離せない。

序盤に子供の居場所の存在が知らされて、すぐに手に届きそうなのになかなか会えない。そして会えたと思ったら・・・

こう書くと、新海誠作品っぽいな。

また田舎のコミュニティに都会の人間が入り込んで怖い思いをするというのは、非常に古典的なホラー作品的展開。
しっかり基本をおさえているからこそ、物語に力があるんだろうな。

本当に救いのない映画で終わるのかと思ったが、最後の最後に僅かな希望の光を見せてくれたので、+0.5。
ふー

ふーの感想・評価

3.4
とことんついてない…。
諦めないって辛いね。そこに僅かな希望もあるけど。

忘れてしまうこと。忘れられないこと。
人間が苦痛を抱えて、それでも幸せを感じる根本だろうか。
数年前から行方不明となっている息子を独自に捜索し、強制労働の管理下から命懸けで救い出そうとする母親の姿を描いた韓国映画。
さすが!コリアンサスペンス!
なかなかの胸糞展開で、終始不愉快な感覚に包まれながらの鑑賞でしたw
ラストの驚愕どんでん返しシーンだけには、唯一の満足感が芽生えました。
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