成金の作品情報・感想・評価

成金1921年製作の映画)

製作国:

3.1

『成金』に投稿された感想・評価

すえ
-

記録

所感だが、無声映画は本国よりも外国映画の方が分かりやすい。それは映画的手法の諸々などもあるだろうが、おそらく弁士という日本独自の文化の影響が大きいのではないだろうか。弁士が説話を補うことを前…

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アメリカで培った技術で、かなり“映画”らしい仕上がりになっている。
とはいえ、私の口にはそこまでサイレント時代のハリウッド映画は合わないので、ちょっとくさいかなと思った。バタ臭いのかな。

あと自分…

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このレビューはネタバレを含みます
クローズアップの多用
自然な演技
字幕によるストーリーの明瞭化
動きのあるカメラ
一気に日本映画が発達したように思う
純映画劇運動
女性が女形ではなく女優
フェードの場面転換
時代劇と現代劇の違いも分かりつつ、歌舞伎のよつな演劇っぽさが強かった。
無数の手の演出とか面白かった。
ミチ
3.6
今から100年前の映画!ここら辺からアメリカに学んでいろんな映画技法が入り込んでくるのか!って思いました!
アメリカ向けに製作された日本映画。1918年製作、1921年日本公開。

トーマス栗原が日本に一時帰国していた時に監督し、日本のチャップリンと呼ばれた中島岩五郎が主演。
いけ
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フェードアウトが使われていたり、手のアップもある。純映画劇運動の萌芽が垣間見える。
okapy
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東京国立近代美術館フィルムセンター 日本映画の歴史常設展にて。この辺りから日本映画はアメリカなどの撮影法を取り入れ始めた。

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