投資家の夫の金で贅沢していたものの、投資の失敗で文無しになった夫人が日本人の美術コレクターの援助を受けるが、という話。
影の使い方がめちゃくちゃ上手かった。
障子、牢屋の檻の影。
蒐集物の並びに重な…
セシル・B・デミル監督作品。ずいぶんと古い作品ですが、早川雪洲のブレイクきっかけ映画です。当時の美男スターだったそう。
デミル監督は、早川雪洲が提示した100万円という破格の出演料をいとも簡単に承…
ディーラーの夫に節約を課された慈善活動家の妻が、欲に駆られて活動費を拝借して株に手を出すも大損。日本人(公開年時によってはビルマ人)象牙商人に工面を頼んで一時を凌ぐが、身体を要求され、肩に烙印を捺さ…
>>続きを読む早川雪洲はハリウッドスターだったらしいけどそこまでかっこよくは無い。どこが良かったんだろうか。
この映画のストーリーは日本人から観ればちょっとイマイチ。割と胸糞的な物語でもある。
影の使い方は印…
もの凄い脚本。
切れ長の目にメイクをした早川雪洲は、タカラジェンヌのような妖しさを醸し出している。
悪役はアラカウではなくハーディ夫人。
タイトルの『チート』は、“騙す”“不正をする”の他に、“浮…
照明の使い方がヤバすぎる。序盤の早川雪洲が焼きごてを当てている場面からして、画面上の白と黒の対比がとても効果的。障子のシーンの演出も上手い。
それにしても、慈善家面している妻も、株取引人の夫も、早…
人間が理性では見たくないと思っているのに、本能では「これは見ておくべきなんだろうな」と思って、ついつい見てしまう、「不倫」「異文化」「殺人」という三つの要素を混ぜ合わせた、露悪的なエンタメ作品。
ヒ…