サイレント期映像のほとんどが失われ、泉鏡花の世界を描いて第一人者の溝口健二監督の「瀧の白糸」と並ぶ価値ある一作であり、山田五十鈴、夏川大二郎主演のフレッシュさと人生流転の残酷さ女の悲哀が凝縮された傑…
>>続きを読む原作:泉鏡花「売色鴨南蛮」
〈活弁入り〉
悪党に喰い物にされ悲惨な人生を送っていたお千の前に現れた医者を志す貧乏学生。勉学を続けさせたいお千は彼を支えようと自身の身までも犠牲にしてしまい、それが元…
〖1930年代映画:小説実写映画化:サイレント映画:活弁入り:第一映画社:日本無声映画名作館〗
1935年製作で、泉鏡花の小説『売色鴨南蛮』を実写映画化のサイレント映画らしい⁉️
刹那すぎる作品でし…
17歳へ回想:
男 神田明神(右に位置する)を見つめている ms 右から強いライト、カット 神田明神 est、銀杏の落ち葉 ダウンショット カメラ引いてパンアップ 17歳の少年 後ろ姿 右に向いてい…
レビュー1000本祭りの1作目は泉鏡花原作、邦画を代表する巨匠、溝口健二監督のサイレント映画で「千」のつく『折鶴お千』にしました。
溝口監督のサイレント最後期の作品で、既にヒロインを容赦なくいじめ試…
溝口のサイレントで1番好き。
階段での運動がやばい。
折鶴の使い方が良いー、お千が折鶴吹くだけでショットになるなんて…。
回想が終わってからどうやっても終われるからわくわくしたし、お千が壊れていく…
サイレント映画。
泉鏡花原作。
持ってかれる。
この映画に鷲掴みにされた。
ストーリーは悲惨な人情噺というような暗い話だが、
セット、照明、エキストラに至るまですべての役者が印象に残り、画面に映…