後年の溝口作品を特徴づける長回しや空間演出が発展していく過程にありながら、サイレント映画特有の実験的な映像表現も色濃く残している作品である。
複雑な回想構成、激しい移動撮影、奥行きのある構図、二重…
活弁士のおかげで内容がとても分かりやすかった!
身が朽ち果てようと、どんなに辛い日々だろうと、愛する千吉のためであれば、身を粉にして尽くし続けるお千の姿には思わず泣きそうになってしまう。社会的弱者は…
「姉さんが、魂をあげます。」圧巻ラストのセリフと共に折鶴が宗吉の魂に吹き込まれて行く西洋的な場面だ。救いのないラストに心が痛む。浪華悲歌、祗園姉妹に繋がる。
山田五十鈴が妖艶だ!入江たか子をイビリ抜…
活弁付きの上映で鑑賞
溝口健二の初期作だけどこの時点で割と作家性は確立してそう。
中盤までの犯罪劇に巻き込まれる部分はそこまでハマれなかったが、後半につれてメインになってくお千と宗吉のメロドラマと…
やるせないなぁ...
活弁付きの上映で鑑賞
女性が男性に献身し続けて、それで結局身を破滅させていく、現代のホス狂なんかにも通ずる話だった。
とにかくお千にいいことがない。最後やっと宗吉が…
入江たか子の滝の白糸と似た話だが、陰影のある映像美と長回しがブラッシュアップされており、サイレント期にして溝口健二の作風が確立している。効果的な仏像のモチーフと、後半の畳み掛け具合がいい。ラストは現…
>>続きを読む1935年、日本、ドラマ、モノクロ、サイレント。
泉鏡花「売色鴨南蛮」が元。
悪徳な骨董屋に食い物(美人局)にされていたお千(山本五十鈴)が神社の境内で死を選ぼうとしていた宗吉を憐れみ拾ううち、…