ビートたけし原作・出演。新興宗教団体を痛烈的に描いた作品。
善意の皮を被った団体の素顔、暴力、金稼ぎ、壊れていく人間関係。ボロボロと崩れ堕ちていく様が皮肉にも愉快痛快に映る。それでもまた立ち上がる。…
原作ビートたけし
北野監作品の助監督の監督作。
そして、北野組のスタッフが揃っている。
これはクレジットされていないだけで、原作者扱いで脚本をたぶん牛耳っていた、ほとんど北野武監督映画だ!
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立場が人を作る。
信仰の自由が憲法により保証され、何を信じても構わない。故に何を信じさせても構わない。霊感商法もある人にとっては大変ありがたいものになる。
金がなければ教団は大きくならないし、より多…
金儲けが目的で騙そうとしてくる人間は憎たらしいが、善意で盲信的に勧めてくる人間はめちゃくちゃ怖い。観賞後にタイトルを噛みしめてゾクッとする。オウム以前はテレビでも放送されてたな〜と懐かしくなった。
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地下鉄サリンの数年前の映画。「神を殺した」人間は結局、神のような絶対的なものを求めるということではないか。戦時中は天皇だったり、戦後はアメリカ?資本主義に変化したが、そんなものは日本人の輸入品でしか…
>>続きを読む偶然出会った新興宗教がインチキと知りながらも、興味津々の主人公は教祖や幹部たちと行動を共にすることで、更に内部の事情を知ることになる。
一人で乗り込むとか勇気ある。私は怖くてできないな〜。
ラス…