カール・ドライヤー短編文化映画四作目にして、黒歴史的作品。
癌協会の依頼によって作られた広報映画。
ある女性がなぜ若くして死んでしまったのか、というところから始まる癌予防の広報。
内容としては特…
デンマーク癌予防協会による啓発映画。ドライヤー監督は本作を自分のフィルモグラフィーから外している。説明しなければならないことが多く自分の表現ができなかったことが理由。確かに啓発色が強く面白味は殆どな…
>>続きを読むカール・Th・ドライヤー。
癌早期発見への啓蒙作品。
デンマーク政府コミッティー発の癌予防広告映画である。
政府による圧力の有る教育映画にも関わらず、作品内に時間の流れが存在し、ドライヤーの作家性…
「癌との戦い」
この作品はドライヤー自身が脚本まで書いて監督したにもかかわらず、自分の名前をエンドクレジットに載せるのを拒否したと言う異例中の映画と言うことだ。なので、中々上映もされなかったとの事だ…
劇中に映された、数枚の「唇に出来た癌」の写真…
ショッキングだった…
亡くなる人、手術を受けた人、(恐らく)癌と宣告された人…
病院の中庭には…入院患者さんが…沢山…
「癌」…自分はならないと…