ヒットラーの狂人の作品情報・感想・評価

「ヒットラーの狂人」に投稿された感想・評価

や

やの感想・評価

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サークの映画とは思えない凡庸な作品。史実を知っていると尚更。。。

シネマヴェーラ
花梛

花梛の感想・評価

3.5
エンスラポイド作戦から血の報復によるリディツェ村虐殺を描いた作品。42年の6月4日にハイドリヒが死に6月10日にリディツェ村の虐殺、その翌年にこの映画が作られているというのが凄い。
学校の舞台演劇みたいなわざとらしいというか、演出がちょっと稚拙な感じがあるけど勢いはあるよね。

他のエンスラポイド作戦を題材にした作品も見たい
pier

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3.6
ハイドリヒ暗殺から血の報復まで。
村ごと消し去った事実は分かっていても、チェコ人が無念でならない。
Redick4

Redick4の感想・評価

4.0
クライマックスは凄惨な描写が続く。「シンドラーのリスト」の最後はこの映画から来てると思う。
愛する人が出先で死んでもその死をわかるすべはないし、ただ死体を送り返されて初めてわかる時もあるし、身の安全の為にナチ党員になっても適当に責任を取らされる駒でしかなかったり、怖かった。
流石サークでプロパガンダ映画でもメロ要素がちゃんと有るんだけどスクリーンで見てサークのメロの良さは女性の渇望するような相手を見つめる目なのではないかと思った。キスの後男が話をしてる時も愛おしくその男を見続ける。ときめかないわけがない。
ラストのモンタージュや虐殺は強い印象を与える。リアルタイムだとこれを観終わった後も同じような世界が広がってるんだよな…
ただあのラストにするならハイドリヒを殺るの3人じゃなくて村で団結した方が良かったんじゃないかと思った。史実がそうなのかしら。

帰りたまたま同じ回を見てた友達と、うどんを食べたのだが、その友達が タラのパルプでサークステーキというのが出てきて外はカリ中はレアですとウェイターが紹介してるって教えてくれて最高に盛り上がった。
RyoS

RyoSの感想・評価

3.5
『死刑執行人もまた死す』を早く観なければ...

監督の反ナチ、気合が入ってる。まずこの事実をこの映画で初めて知って無知を実感した。
シネマヴェーラ渋谷にて
今では史料としての価値(のみ)があるわけですが、公開当時持ってた啓蒙映画としての力は大きかったと思います。露骨な啓蒙で映画は幕を閉じます。今これを見たところでファシズムへの怒りが湧く人間などほぼいないと思うけど、当時の人間にとっては映画終了後も同じ世界線にいるわけでその意味で作品は終わらないというか。
歴史に疎いためハイドリヒもヒムラーも知らなかったけど、調べてみると確かにハイドリヒは激似だった。
途中までナチスがただのチンピラみたいだったけど......すげー終わり方してた。ハイドリヒの死に際描写がなんか不思議な感じ
moku

mokuの感想・評価

3.7
ハイドリッヒ暗殺もの。
ジョン・キャラダイン演じるハイドリッヒも間違いなく極悪非道に描かれてたけど、ほんのわずかの登場シーンながら更に上を行く嫌ったらしさ非情さを感じさせるヒムラーの描写、良かった。
終盤のリディツェでの虐殺の救いの無さよ…。

<ナチスと映画Ⅲ>
ダグラス・サークの戦慄の反ナチ映画。
不思議な作品だ。主役がいない。牧歌的なチェコの農村、イギリスの工作部隊、ナチス、それぞれがパラレルに描かれる。冒頭ののどかさからラストの戦慄はまさかの展開だ。ラインハルト・ハイドリヒ役のジョン・キャラダインが不気味。サークといえば自動車。自動車に乗ってるハイドリヒの暗殺は史実通りらしいが、自転車から始まる一連の襲撃場面のさばき方は鮮やかだ。しかし次々とあっさり殺される。最初の女学生の自殺はオフなのだが、あとは唖然とする展開だ。ラストの文字通りの「殲滅」の凄まじさにたじろいだ。
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