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人質交換
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人質交換の作品紹介

人質交換のあらすじ

マルコス大統領が追放されたエドゥサ革命を翌年に控えた1985年、一人の子供が誘拐される。子供を解放する条件は別の子供を人質として差し出すことだった。まだ記憶もない幼い頃に誘拐され、解放されたというレムトン・シエガ・ズアソラ自らの体験に基づいた衝撃的作品。

原題
SWAP
製作年
2015年
製作国
フィリピン
上映時間
97分

『人質交換』に投稿された感想・評価

Osamu
3.8
違和感を楽しむ映画。

誘拐された子供の代わりに別の子供を人質として要求される話。

映画の作りがかなり面白かった。

ワンカットで全編撮影しているようなカメラワーク。
カメラがパーンすると、別の場面に切り替わっている。画としてはつながってるように見える。
隣にあるはずのない場所に飛んだり、時系列も行ったり来たり。

その違和感が起こす画面のリズム感が気持ちいい。

音の使い方も面白くて、フレームの外で発せられている雑音を間違えなく意図的に入れている。ラジオかテレビの音も、やはり物語とは関係ないんだけど、効果的に使われている。

関係ない音を入れることで、どうにもならない焦燥感や逃げ出したい緊張感をリアルに観客に味合わせていると思う。

画と音で作る違和感。そこにワクワクした。

物語としては結局なんだったのか分かりませんでした。ちょっと疲れていて何度か寝落ちしちゃって、いろいろ見逃していると思われます。

平日21:15からの上映はおじさんにはキツイ。
Vega
3.6
とにかく全編通してワンカットって!お疲れ様でした。そこにこだわらなくともワンカットに見えるように編集でも良かったんじゃない?
ってたぶん現場でもみんな言ってたんじゃないのかな。

フィリピンの映画を観たのは初めて。この1作品だけではなんとも言えないが、独特の湿気のある空気を感じた。
アジアの他国のことは実はわかっているようで何も知らない。映画がきっかけでマルコス独裁政治について、そこに生きた人々にも興味が湧く。
うん、だから映画はいいなって思う。

作品についてはネタバレコメントで。
どうしても触れずにいられないのが、映画をワンカットで撮り切ったレムトン・シエガ・ズアソラ監督の姿勢。
映画は突然始まり緊張感を孕みながらカメラワークで場面を転換していく。かなり引き込まれた。
記憶違いでなければ、通常オープニングに挿入されるタイトルコールがこの映画では最後にきていたように思う。それほど演劇の舞台と同じような時間の流れを重視しているのは興味深い。
東南アジア系映画の中で、フィリピンの映画がもつ構成力は西洋的な論理が先立つ。仏教とキリスト教の文化的違いなのだろうか。