花ちりぬの作品情報・感想・評価

『花ちりぬ』に投稿された感想・評価

木

木の感想・評価

5.0
こんなに画質が悪くて人の顔が認識できず、セリフも聞き取れないのにおもしろいことあるだろうか。
芝居というのは意味するためだけにあるわけじゃないということ。
木彫り

木彫りの感想・評価

5.0

確かに台詞は聞き取れないが、方言の影響なのか歌うように話す芸妓たちが小鳥のようで良かった。画面外から聞こえるお座敷の芸妓たちの騒がしい「きゃ〜」が可愛らしい。方言はリズムやイントネーションが生まれる…

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助監督に市川崑の名があり、後年「日本橋」が良く似た作風の傑作だったなぁと得心が行った。その師匠格の石田民三監督の、蛤御門の変に於ける祇園茶屋の廓の女のみで舞台構成された森本薫原作の花街物映画の傑作中…

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金魚水槽背景,芸者部屋,文読み,芸者渡り廊下ふざけ,室内線香花火,いちゃつき,ニキビ話,騒ぎ,稽古邪魔むくれ,長キセル,三味線稽古,門外叫び声,助け止められ,涙,雑巾掛け,神棚,新撰組来訪,お母さん…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1930年代映画:人間ドラマ:東宝:日本映画傑作全集〗
1938年製作で、幕末の京都祇園の置屋を舞台に、池田屋事件の直後を描いた人間ドラマ⁉️
女性しか出てこない作品でした😅

2023年1,92…

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オフからの声や音が物語と画面を駆動する。
この演出が廓の外の世界に振り回される女たちを巧みに描き出している。
また、外の世界の象徴である男性を一切映さないことが、この演出をより効果的にしている。
制…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5

建物からカメラ出ない系。廓から一回も出ず、この廓の構造も変わってて面白い。
そして女性しか出てこない。
男の声はオフで処理されたり、オフの使い方が絶妙。
カットの繋ぎも変。
そしてラストで世界が終わ…

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イワシ

イワシの感想・評価

4.3

傑作。禁門の変前夜の茶屋の様子を散文的に描く。はしゃぎ回る若い芸妓の騒がしい声、門前で絶叫し息絶える志士、鳴り響く砲撃と半鐘といった音響の変遷は画面から放逐された男たちによる政治の力学の蠢きが女たち…

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安易な切り返しを捨てにいってるので役者の距離は近いわガンガンアングル切り替えていくわで無茶苦茶なリズムになってる。『化粧雪』では舞台上の動作は割らずに演目の様子を直球で撮る倫理観を持ちつつ、ここでは…

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Jaya

Jayaの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

禁門の変当日、祇園のお茶屋でさる長州藩士を思う芸姑あきらやその母で女将のとみを中心にした芸姑たちのお話。当時は日付でピンと来たのだろうか?

オープニングクレジットの金魚鉢から既に美しく、加えて鑑賞…

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