花ちりぬの作品情報・感想・評価

『花ちりぬ』に投稿された感想・評価

milk
4.2
ラストカットは世界の終わり、、??
客とか藩士とか男性は映さず、お茶屋の外には屋上以外カメラが移動しない。
独特のカメラの動き方だけど、なんだかおかしさもあり、美しさあり、結構すきでした。

*ホワイトノイズ甚だしくセリフ聴き取れず

東宝の最初期作にして、知る人ぞ知る名女優花井蘭子の初主演作。

女性だけの登場人物で撮られた我が国における元祖フェミニズム映画(レズビアンの芸妓も出ていた…

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胃味
-
台詞はほとんど聞こえず。映像が良い。階段の登り降りがダイナミックに撮られてた。芸者達の動きも遠近感があって面白かった。
4.3

幕末の戦禍にある祇園の廓のなかでのみ話が進みかつ女性しか登場しないという制約を設けてそれを見事に活かしていることは当然すごいが、きめ細やかな所作を全員に要求するような演出のしたたかさは見逃せないし、…

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村田
4.0
🎞禁門の変に翻弄される幕末祇園の舞妓達
👍現代性さえある瑞々しい会話と死の香り
幕末京都、池田屋騒動の直後の不穏な空気。お茶屋の女将、舞妓、芸子たちの不安を描いた、女性しか出てこない石田民三の代表作の一本。
木
5.0
こんなに画質が悪くて人の顔が認識できず、セリフも聞き取れないのにおもしろいことあるだろうか。
芝居というのは意味するためだけにあるわけじゃないということ。
5.0

確かに台詞は聞き取れないが、方言の影響なのか歌うように話す芸妓たちが小鳥のようで良かった。画面外から聞こえるお座敷の芸妓たちの騒がしい「きゃ〜」が可愛らしい。方言はリズムやイントネーションが生まれる…

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助監督に市川崑の名があり、後年「日本橋」が良く似た作風の傑作だったなぁと得心が行った。その師匠格の石田民三監督の、蛤御門の変に於ける祇園茶屋の廓の女のみで舞台構成された森本薫原作の花街物映画の傑作中…

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金魚水槽背景,芸者部屋,文読み,芸者渡り廊下ふざけ,室内線香花火,いちゃつき,ニキビ話,騒ぎ,稽古邪魔むくれ,長キセル,三味線稽古,門外叫び声,助け止められ,涙,雑巾掛け,神棚,新撰組来訪,お母さん…

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