フェデリコ・フェリーニの実質的な初監督作である風刺コメディ。
新婚旅行でローマを訪れた若い夫婦の物語。几帳面で形式ばった夫イヴァンは、親戚との面会や教皇謁見といった、模範的な新婚旅行を計画している…
風変わりなコメディ。
満を持して酋長の登場はなんと空中ブランコでなんともヘンテコなキャラクターなのだ。
全く冴えない酋長なのだが、巨大妻の尻に敷かれている図式が処女作品ですでに見られるのは笑ってしま…
コメディベースのドタバタ劇であり、「ドタバタ」なだけあって一つ一つのショットが極端に短い。素早く切り替わるのはショットだけでなく、場面転換も。
あれよあれよという間に撮影現場に紛れ込み、大変なことに…
フェリーニの初単独監督作。
ドタバタコメディで、この頃から8 1/2に通ずるものを感じた。奥さんのジュリエッタ・マシーナが"カビリア"という女の役で出てた。"カビリアの夜"に通じてる?
新婚夫婦の妻がローマで憧れの俳優と会って心が揺らぎかけ、夫は家族の手前妻の失踪を隠しながら彼女の行方を追って街をあちこちする。フェリーニ最初期のコメディ作品であり、ニーノ・ロータとの盟友関係は早くも…
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