津波による被害をうけたスリランカのホテルの10年後のドキュメンタリー。
冒頭には仏教徒が多いことを示され、日常としての従業員の掃除のシーン、従業員通用口のシーンが長く配されている。
掃除のシーン…
夜も明けきらぬうちから、ゆっくりと丁寧にホテルの掃除をする従業員の所作が、まるで禅の修行のようにみえる。スリランカという仏教国で観光客とともにクリスマスを祝い、津波のあった12月26日を静かに迎える…
>>続きを読む東京造形大主催「今の時代のニュードキュメンタリー展2019」にて。ホンマタカシ氏と西澤立衛氏のアフタートークあり
スマトラ沖地震で津波被害を受けたスリランカのホテルの10年後、追悼式典の前後がおさ…
スリランカにてホテルの従業員として働く人々の日常の断片。彼らの一部は撮影当時より十年前、スマトラ沖地震による大津波を経験した人々。通常のドキュメンタリーのようなメリハリをあえて付けず、平たく収集され…
>>続きを読むドキュメンタリーではなくニュードキュメンタリー。ご本人曰く、写真と映像の中間領域だそうで、これがまた絶妙なバランス。
タイトルの入れ方もセンスいいし、映像もホンマタカシさんの写真が好きな人ならきっと…
カット数の多さ。
同じ場所、同じ時間の光景を、なるべく多いショット数で見せる。
シナリオにおいては「掃除をしている人」という単なる情報としてしか扱われないシーンが、何回も何回も別々のショットを積み重…
(C)Takashi Homma New Documentary