本当に素晴らしい。
ドキュメンタリーとして撮っている時点で、被写体の日常をそのまま写すことは不可能であるということをよく考えていた。
この映画と『息の跡』では、カメラを向けられているために、ついつい…
指向性ではなく無指向性。マイクから伝わる阿部さんの隔たりの無さに、監督の画質の荒いカメラが優しく同居する奇跡を感じる映画でした。
「息の跡」ではなすすべもなく津波に、再開発に飲み込まれていく営みが…
広大な更地はもちろん悲壮感を纏いながらも、生身の人々を見ればそこには確かに前向きなささやかな希望たるものが存在することを感じる。
番組を卒業する時の姿はその期間のその地での積み重ねを感じさせるもので…
このレビューはネタバレを含みます
爆泣き。(この映画では特に趣旨が相手の知らない)個人の体験をひたすら語っていくからってのもあるけど、東北のおじさまおばさまは、相手の理解度を確かめながら話すというか、「よね」とか、そういう語尾で歩調…
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