アジア三面鏡2016 リフレクションズの作品情報・感想・評価

アジア三面鏡2016 リフレクションズ2016年製作の映画)

上映日:2018年10月12日

製作国:

上映時間:118分

あらすじ

「アジア三面鏡2016 リフレクションズ」に投稿された感想・評価

いつ上映するのかと思ってた。
それにしても限定1週間とは!

短編3作品。

それぞれの結末に淡々と進んでいくけれど、終わったときに哀愁が漂う感じが良かった。

派手な映画が多い中、ま、それも面白いんだけど、大人が観る映画かな。
atsuman

atsumanの感想・評価

3.4
やっと見れた。目的は永瀬さん出演、そして津川雅彦さん最後の主演作「鳩」だったけど、気になったのは一つ目の「死に馬」。人間のエゴのために競走馬として酷使し、使えなくなったら食用として殺処分。
honobon

honobonの感想・評価

3.6
初日舞台挨拶にて。
フィリピン、マレーシア、カンボジアをメインに日本がクロスポイントになってアジアをまさに三面鏡のように映し出す東京国際映画祭の企画作品。

悲壮、(どこか)コミカル、悲恋とそれぞれの映し出す鏡の描き方はその国の裏側も映し出し、現在に向けて味わい深く、どれも良かった。津川雅彦の気迫あふれる役やブルース・リーをベースにした(本人談)加藤雅也などの日本人キャストに加えて各作品の人たちも魅力的。
sora

soraの感想・評価

-
こちらの作品は
メッセージを読み解くことが難しかった

1作品目・シニウマ 

2作品目・鳩 

3作品目・Beyond The Bridge
東京国際映画祭で特別上映される作品、
世界の著名な3人の監督によるオムニバス作品。
リフレクション=反射、反映の意だが、
過去と現在、未来はその反映だというようなメッセージが3作の根底に通貫している。
行定勲監督の「鳩」では晩年の津川雅彦さんの姿を観ることができ、ありがたかった。
emedia

emediaの感想・評価

3.4
『SHINIUMA Dead Horse』
監督:ブリランテ・メンドーサ

マニラから日本へ出稼ぎ30年
強制送還で祖国の地を踏むが
妻子を棄てたと言われる男に
もう戻る家はない
馬と共に生きてきた男を
馬の一生に合わせて描かれる


『鳩 Pigeon』
監督:行定 勲

老いていく父親の介護
富裕層の余生であれば
こういうかたちもあるのか
「鳩」が与える拠りどころに
信用されるものとは何か?
この地を選んだ理由とは?
終の棲家で出逢うヘルパーと
いま新たな「絆」が生まれる


『Beyond The Bridge』
監督:ソト・クォーリーカー

プノンペンに架かる「日本橋」
内戦によって引き離された
かつての若い恋を振り反り
心の架け橋を踏みしめる
サキ

サキの感想・評価

3.2
3話目感動した。話の中からこの映画の意図でもある"アジア"の一国としての日本を感じ取れたとおもう。
1,2話は正直訴えてくるものを感じ取ることができなかった
naranara

naranaraの感想・評価

2.9
1話目は重苦しいラスト、2話目はちょっと楽しい感じ、3話目は人間関係がきっちり把握できなかった。20171001
KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
「東京国際映画祭プレイベント上映会」にて鑑賞。

アジア・オムニバス映画製作シリーズ「アジア三面鏡」は、「東京国際映画祭」と「国際交流基金アジアセンター」の連携事業の一環として発足。

昨年の東京国際映画祭で上映された本作は「アジアに生きる人々を、3人のアジアの気鋭監督がそれぞれの視点から描くことで、その向こうに浮かび上がるそれぞれの国の社会や文化を三面鏡のように映し出し、アジアに生きる隣人としてお互いがお互いを知り、理解し、共感し、アジア人としてのアイデンティティや生き方を模索する契機となることを目指して製作された」そうです。

監督は、フィリピンからブリランテ・メンドーサ監督、日本から行定勲監督、カンボジアからソト・クォーリーカー監督。

3作共、それぞれテーマの違う作品ですが、共通するのは「何らかの形で国を離れ、他のアジアの国で暮らす人々」を描いていること。

1作目の「死に馬」(フィリピン)では、マルコス独裁政権時代に国を離れ、日本の北海道に出稼ぎに来た男を描く。

2作目の「鳩」(日本、行定勲)では、マレーシアで暮らす痴呆老人(津川雅彦)が主人公。死ぬ間際に「マレーシアに行きたい」と言っていた行定勲の祖父の想いを叶えるためにマレーシアで撮影。行定の祖父の兄弟はマレー沖海戦で戦死したのだそうだ。実際にマレーシアのペナン島では多くの日本人高齢者が暮らしており、監督は「終戦から70年以上経つ今、僕らは分かりあえなきゃいけないと思う。そして、戦争の悲しい歴史を忘れないことを胸にマレーシアに移住した日本人の老人とマレーシアで生きる女の邂逅を描いた」そうだ。

3作目の「Beyond The Bridge」(カンボジア)を撮ったのはソト・クォーリーカー監督。クォーリーカー監督の「シアター・プノンペン」は映画愛に溢れた素晴らしい作品だった。作品ではクメール・ルージュの時代にカンボジアを脱出し、別れ別れになった日本人とカンボジア人の悲恋を描いている。

余談にはなるが、実は私はクォーリーカー監督とほぼ同年代の、内戦から脱出して日本に逃げてきたカンボジア人の兄弟を生徒に持った経験がある。生きるか死ぬかの祖国から命からがら平和な日本に逃げて来られたひと握りの人たちであったろうが、その命に感謝し、教育を受けられることに感謝する人たちであった。今はきっと立派な人間になっているに違いない。
この作品は「アジアで共に生きる」をテーマに、東京国際映画祭と国際交流基金アジアセンターによる共同プロジェクトで製作されたオムニバス映画で、ブリランテ・メンドーサ監督、行定勲監督、ソト・クォーリーカー監督による、「SHINIUMA Dead Horse」「鳩 Pigeon」「Beyond The Bridge」の3作品で構成されている。
「SHINIUMA Dead Horse」では、日本に出稼ぎに来ていた不法滞在の初老の男が強制送還で数10年振りに帰郷した胸中を、足を骨折した馬に擬えて描いている。
「鳩 Pigeon」は、或る会社の創業者だが高齢で痴呆症となり、第一線を退いてマレーシアで晩年を過ごす孤独な老人を軸に、息子との確執や、マレーシア人ヘルパーの女性ヤスミンとの交流をユーモアを交え、ハートフルに描く。
「Beyond The Bridge」は、激動のカンボジアの歴史を背景に、日本の青年とカンボジア女性との切ない恋愛を、日本とカンボジアの交流の象徴である橋をメタファーにして描き出す。
このオムニバス映画のタイトルは、日本とフィリピン、マレーシア、カンボジアを舞台にした3作品を通して、夫々の国の文化や歴史を三面鏡のように相照らすことを意味している。
これらの作品を観て、日本はアジアの中の一つの国であり、これら隣国と密接に繋がっていることを改めて感じてしまう。
間もなく開催される東京国際映画祭は今年で30回目の節目を迎える。
この節目の映画祭で我々映画ファンに、どのような映画の今と未来を見せてくれるのか楽しみだ。
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