アジア三面鏡2018:JOURNEYの作品情報・感想・評価

「アジア三面鏡2018:JOURNEY」に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
今日は東京国際映画祭のプレイベントで『アジア三面鏡2018:Journey』を観賞。

映画祭が金を出してアジアの新進気鋭の監督3人にオムニバス映画を撮らせる企画の第2弾。中国、日本、インドネシアの監督がそれぞれ約30分ずつの短編を撮って繋げたもの。

最後のインドネシアのものだけがちょっと毛色が変わっていたが、それぞれ個性的でアジアを重視するTIFFの狙いに合った作品だと思う。
国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭の共同プロジェクトで、アジアの気鋭監督3人が一つのテーマでオムニバス映画を共同製作する「アジア三面鏡」シリーズ第2弾では、デグナー監督が「海」、松永大司監督が「碧朱」、エドウィン監督が「第三の変数」という夫々の作品で共通テーマの「旅」を描いていく。
旅には物見遊山ばかりだけでなく、自分や自分を取り巻く世界、そして人々を見詰め直すインナートリップもある。
私は3作品共にインナートリップで、親子関係、日本とアジア、そして夫婦関係を取り上げていると思う。
「海」では現在の中国社会を垣間見せながら、時代によって社会が変わっても変わらぬもの、家族、親子というものを詩情豊かに描き出す。
「碧朱」では、ミャンマー・ヤンゴンの鉄道整備事業に携わる日本の商社マンを演じる長谷川博己さんの視点で、ヤンゴンの風景やそこで生活する人々が活写され、便利で洗練された日本が失ったものが浮き彫りにされている気がする。
そしてシュールなタッチの「第三の変数」では、ややブラックな寓話仕立てで倦怠期にあるインドネシア人夫婦の日本での旅を描く。
「旅は道連れ、世は情け」と言われるが、人に思いやりをもって接する旅は、恰も接した人々を通して鏡のように自分と向き合うものになると思う。
LiaoHe

LiaoHeの感想・評価

3.5
『第三の変数』エドウィン
シュールレアリスムらしい
10/278
『海』デグナー
わからん
11/279
『碧朱』松永大司
良かった
12/280
じゅんP

じゅんPの感想・評価

3.0
旅をテーマに、3篇から成るオムニバス。オムニバス作品の中には無理くり共通項で括ってるだけに見えるものもありますが、これは調和が取れていてひとつの映画に見えました。

『海』
舞台は中国。冒頭から延々、世の中のありったけの不満を集めたかのように愚痴・自分の都合や感情を吐き出しまくる母親と、それを気怠そうに聞き流し、でも鬱積するものはあるのでたまに堰を切ったように言い返す娘。見た目から豊かな生活を送ってるであろう彼女らの旅はとにかくつまんなそうなんですが、その目的が徐々に明らかになり…。

この話が一番強度があって、膨らませれば長編にできそうだった。それだけにセットアップに時間がかかっていて、その後の移ろいをもう少しゆっくり見てみたかったけど。

『碧朱』
舞台はミャンマー。ミャンマー最大の都市の足を支える電車の速度を倍にするプロジェクトのため、日本から派遣された主人公(長谷川博己)。しかし、その環状線に根差した人々の営みを見るにつけ、自分の仕事、ひいては生き方への疑問が浮かび上がり…。

良くも悪くも、多くの日本人が持ってそうな東南アジアへの視点。単純に異国の風景の切り取り方って意味では断トツで惹かれたし、停電へのリアクションの対比とかも面白いんだけど、この尺だと最後がテーマ広げすぎててぼやけるというか、ミニマルに2人の話で終わっても良かった気がします。

『第三の変数』
舞台は日本。インドネシアから旅行にやって来た夫婦。パッと見は仲良さそうだけど節々にちょっと倦怠期なのかなって関係性が見えてくる。めちゃくちゃ怪しい民泊に宿泊することになった彼らは…。

前の二本が、旅の中でのちょっとした非日常をもって、押し寄せる理性的な日常に対抗しようとする話なのに対して、道は同じなれど非日常の度合いが完全に狂気。タイトルはこの映画における立ち位置って意図もあるんじゃないかと。一番いびつなんですが、後々印象に残るとすればたぶんこれ。旅ってそーいう側面もあると思う。思わぬところで気持ち悪いもん見ちゃったな、良い意味で。
秋楡

秋楡の感想・評価

3.0
旅行に行きたくなりました。
最後の最後に北村一輝さんがちょっとだけ出演されてました。
iamMiasU

iamMiasUの感想・評価

3.4
“旅”をテーマに3人の若手監督のそれぞれの作品が紡がれていきます。
監督の個性やアプローチの違い、舞台も中国・ミャンマー・日本と様々だけど、“旅”を通じて糸と糸が重なったり結ばれたりするように3作の柔らかい接点が印象的。
オムニバスの面白みってこういうとこだと思うなー😌

ミャンマーの街並みが特に印象に残りました🇲🇲
本を片手に電車に乗って車窓から外を眺める長谷川博己さんも絵になる🖼
異国が似合うというか、そんな空気感がちょっと意外だった笑

舞台挨拶付きだったので監督・キャストが揃っての挨拶と上映後の監督たちのQ&Aも楽しみました。
観客からのQには、そういう感じ方や見方もあるんだなって🤔
映画祭ならではの時間🎞⏳
Tomomi

Tomomiの感想・評価

3.5
「Journey」をテーマに、アジアの3人の監督が集ってひとつのテーマに沿った物語を紡ぐということに意義があるかと。

2本目は完全に長谷川博己(inミャンマー)のPVでした、本当にありがとうございました。
Kanako

Kanakoの感想・評価

3.0
疲れ果ててる時に見たから残念。。

ミャンマーのやつ、純粋で無知で美しいアジア人女性像ステレオタイプって感じで、まだこんなことするんだぁと思いつつ、いや、逆に私がコロニアニズム的な考え方に強く反応しすぎなんかなぁとも思ったり。
マミコ

マミコの感想・評価

3.4
エドウィンの無駄のなさすごい…
碧朱終わっで出てっちゃった人勿体ない
honobon

honobonの感想・評価

2.7
停電になったら、誰かの誕生日になるんだよ。

東京国際映画祭で見た作品を振り返るとシルクロードの旅をしていたのか?と思っていたこともあり、番外編として観てきたけれど今年一番の迷作に出会ったかも。

旅に行ったら異国の地で取り残されてしまったような、ついていこうとしていきなり一編が終わる、という。長谷川博己と仲良くなる女の子の服がどれもかわいいなぁ。と思っていたら終わっていたとか(言いすぎ)

物理的な旅ではなくて、心情的の旅何だろうとは感じたけれどもう一歩あってもいいんじゃないかな。

2作目が終わったらそろそろ席を立つ人がちらほら…そういうものか。
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