ズームアップ ビニール本の女の作品情報・感想・評価・動画配信

ズームアップ ビニール本の女1981年製作の映画)

製作国:

上映時間:63分

3.6

『ズームアップ ビニール本の女』に投稿された感想・評価

菅野隆は第一回監督作だけに、意欲的に画面を作り、寧ろロマンポルノの性表現の枠に挑戦するかのようなチャレンジングな作品に仕上がってはいるが、桂千穂脚本は毎度の事ながら、途中から筋が異次元に捻れて、麻朝…

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このレビューはネタバレを含みます

ビニ本カメラマンにつきまとう謎の女を巡るサスペンスロマンポルノ。この女の正体はあらすじ、冒頭にハッキリと明示されているので物語の妙というものはあまりない。

いわゆる復讐劇で、後半ではついに復讐が開…

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菅野隆第1回監督作品。桂千穂のミステリー仕立ての脚本だが、黒澤直輔、斎藤信幸作品に比べ、ちょっと落ちる出来だと感じた。北野と早野が怒鳴り合っているのにはゲンナリ。
東梅田日活にて

公衆便所の床に寝転がってビニ本撮影とか工事現場で砂まみれになっての行為だとか、衛生的にキツいのをウリにしている感じ。でも工事現場の瓦礫の上で絡んでいるのを俯瞰で捉えたショットなんか神々しいし、そこま…

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金子修介の『ロマンポルノ無能助監督日記』を読んだ勢いで見た。フレーム外からヌッと現れる麻吹淳子 → 真顔十字架緊縛ショットのシュールな省略に思わず吹き出してしまう。放尿プレイの切り返しなんてAVの中…

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放尿ロマンスサスペンス
復讐心≒愛
麻吹淳子の堂々たる十字架シーンにはワンダーウーマンも驚愕

新宿の牛丼たつ屋ってこの頃からあるのか!
3.5

日活ロマンポルノはエロが段取り臭い印象がある(そりゃ本番ではないのだからしょうがないのだけれど)のだが、AV並みにここまで生々しいエロスを醸し出してしまう菅野隆監督って実は飛んでもない人ではないのだ…

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PUNPEE
5.0

現実と非現実のグラデーションが見事であり石井隆の“ナミとムラキ”のアナグラム的パロディ作品というのも頷ける。廃工場での砂埃に塗れながら興じるSEXは圧巻でありそんな二人を差し込む光はグル・ダットの『…

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廃墟.ベッド.投げ金,ライター火消しタイトル,スーパー野菜吟味男,車スレスレ転び,野菜拾い女,やり部屋,パスタ茹で.玉ねぎみじん切り.ひき肉炒め.ホールトマト入れ,カップル突き飛ばし,ミートソース振…

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ずっと観たかったんだけど、観る時は気合い入れなきゃと思ってなかなか観られなかった、菅野隆監督デビュー作。ビニ本作家北見敏之が終始プロのカメラマン仕事に没頭してるので、ビニ本撮影シーンはことごとく色気…

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