人間の心の弱さ
紬ちゃんのドロドロとした儚さ
蚕と紬ちゃんを嫌でも重ねる
紬ちゃんはミユリに狭い所から飛び出そうとよく言う 紬ちゃんは蚕なのかも知れない体だけしか価値がないと思っていたのかも知れない…
序盤は良い空気感だったが紬がリストカットしそうになる小原を止めるシーンから芝居臭く、文学的なセリフになって一気に冷めてしまった
もっと自然なセリフだったらな
中盤から終盤にかけてはかなり説教くさくな…
あまりに紬が救われない。途中の夢の描写や紬=蚕の匂わせがよく分からなくてかなりこんがらがってしまったけど、綺麗で儚くて優しい悪夢をみた気分
ラストシーン、ポニーテールを解いてリップも塗っていない状…
画面いっぱいに美しいと気持ち悪いがあった
生きることを問う映画、にしては薄っぺらい
そこはまだ人生経験の少ない少女たちが主人公だからなのか
痛覚があるからこそ人は生きる価値がある、、か
苦しい思い…
紬の足から出てた糸を引っこ抜いたときに紬は蚕じゃなくなって、痛みを感じるようになってしまった(=父親の性虐待に耐えきれず餓死)ってことでいいのかな
いつまでも殻に閉じこもってたのはミユリじゃなくて実…
割と鬱映画かもー、、、
2人が本当にかわいくて(このかわいいは一般的で広義的な可愛いではなくて、なんて表したらいいかわからないから使うかわいいで2人にしか使えないかわいい)このまま時が止まればいい…
©映画「少女邂逅」製作委員会