いつも心はジャイアントの作品情報・感想・評価

いつも心はジャイアント2016年製作の映画)

Jätten/The Giant

上映日:2017年08月19日

製作国:

上映時間:90分

3.3

あらすじ

リカルドは頭骨が変形する難病を患い、施設で暮している。父はなく、母親も精神を病み、別の施設で過ごしている。母に会うことも出来ず、特異な見た目から差別の目に晒されてきたリカルドは、辛い日々のなか、自らを巨人化した不思議な世界を空想するようになっていた。 そんなリカルドの人生は、ペタンクという球技に出会い一変する。練習を通じて、親友のローランドやたくさんの仲間を得た彼は、ペタンクの北欧選手権に出場す…

リカルドは頭骨が変形する難病を患い、施設で暮している。父はなく、母親も精神を病み、別の施設で過ごしている。母に会うことも出来ず、特異な見た目から差別の目に晒されてきたリカルドは、辛い日々のなか、自らを巨人化した不思議な世界を空想するようになっていた。 そんなリカルドの人生は、ペタンクという球技に出会い一変する。練習を通じて、親友のローランドやたくさんの仲間を得た彼は、ペタンクの北欧選手権に出場することを決意する。大会で優勝することが出来れば、きっと母親に元気を与え、いつか一緒に暮らす事が出来ると信じて―。

「いつも心はジャイアント」に投稿された感想・評価

ファンタジーかと思って見始めたらドキュメンタリーだった。
この手の物は、見るのが得意ではないので最初の15分で断念…
ドキュメンタリーとファンタジーの融合のような不思議な映画。でもドキュメンタリー色が強いかも知れません!
難病を患いながら母と離れて暮らさざるをえない青年がひたむきに生きている姿が心を打つ。少しダークなファンタジー描写が辛い現実から逃避しようとする主人公の心情とリンクしてるよう。
自分は何者であるのか、それを【リカルド】はハッキリ知っている。それを貫き通す姿に、“生きる”とはどういう事かを深く考えさせられました。
しかし、ラストは解釈わかれそうですね(^^;)
この映画は見る人の、人生の深み、経験の幅の広さ、映画/小説などの洞察力などで面白さが変わってくると思います。
難病を抱えながらも懸命に生きていく主人公リカルド青年の姿を描いたドラマです。
監督は、訴えたいことが沢山あったのだと思います。しかし、そのような心情描写は全てジャイアントに閉じ込めています。
そして、なぜリカルドにはジャイアントが必要なのか?
この答えを想像し、考えることでこの映画良さがスルメイカ噛み締めたの旨味のように胸の中にじんわりと広がってきます。
是非、語り合える人と一緒に見に行って、「なぜリカルドにはジャイアントが必要なのか」語り合ってみてください。
obao

obaoの感想・評価

3.5
@テアトル梅田
この映画の性質からして遊び心と言っていいのかわかりませんが、ドキュメンタリーやファンタジー、スポ根、コメディなど色々なジャンルの映画をシーンごとに繋ぎ合わせたような意欲的な構成。
そして、それは特撮ヒーローものへと帰結しラストでは胸が熱くなりました。

…が、色々な手法が雑多に組み合わされたものは、観る側にはとっ散らかってるような印象も与え、前半はなんとも集中しにくかったです。

生まれながらに障がいを持ったリカルドはペタンクに情熱を注ぎ北欧選手権への出場を夢見ている。それは、愛する母との思い出からくる情熱でもあるのか。その母は(息子の障がいが原因かは示されないが)出産後精神に異常を来し精神病院へ隔離されている。

前半の雑多なエピソードが、北欧選手権のスポ根ドラマから熱い展開へと変わる。ある部分予想通りの展開でもあるが、それでも応援せざるを得なくなります、これは。
そして、ラストも素晴らしかったな。
ai

aiの感想・評価

4.0
これは熱いスポ根映画だった。難病のために視野が狭く、身体も自在に動かせないリカルドが、努力と根性で勝利を目指す。愛しい母にトロフィーを贈るために…!障害や病気を抱えた人がたくさん出演していて、生き生きしていたのが良かった。ユルさと真剣さが混在する世界選手権が面白い。ラストは切ない…。
猫

猫の感想・評価

3.2
万人向きではない。
彼の「心象」を受けいられるか否かで、
訳が判るかどうかに分けられ
評価も変わるだろう。
「心象」や、何かを意味する?白い鳥とかが出てくるタイミングも唐突なので
それを受けいられない人には
なんだこれ、映画になってしまうかも。 

彼の「母」を求める純朴な気持ちにはうたれる。
ただ監督が自分の思いに囚われすぎて
観客を置いてきぼりにした感も否めない。
結局は何が描きたかったのか?
という感じで終わってしまい
残念。
ただ
施設にいる人達など
あまり一般のひとが見ることのできない世界を描いてくれた、
ということは評価したい。 

余談ですが
ペタンクという競技を初めて知った。 
ルールが、カーリングに似てるような…?

 2017.09.18 センチュリーシネマにて鑑賞
Wonkavator

Wonkavatorの感想・評価

2.5
スウェーデン映画斜め上行きすぎて、もう着いて行けません。

このレビューはネタバレを含みます

見掛けは難病ものだし、確かに難病ものでもあるんだけど、スポーツもので、しかもオフビートコメディで撮影が手持ちカメラのドキュメンタリータッチなんだけど、主人公が気を失うとファンタジーになる。
わははは! これはおもしろい!
ちょっときつかったかです。
心象風景には何も感じず。
金属球のゲーム展開にも馴染めず。
フェイクドキュメンタリーですか?
ぎぎぎ

ぎぎぎの感想・評価

3.5
正直言ってめちゃくちゃ泣いてしまったのだけど、画面に映画的な快楽はまあ…無い。生まれつき脚の動かせなかった祖父の「"障がい者"という書き方は気味悪い」という言葉を思い出しました。
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