脳死状態を死とするか生とするか、人によって見方が変わる難しい課題がうまく映画内で表現されていた。母親、父親、祖母、医者、研究者と、それぞれの方向から感情移入することができ、1人の命の尊さを改めて感じ…
>>続きを読む原作を読んでとても感動したので、映画も観てみました。
結論から言うと、残念ながら映画にはあまり感動できませんでした(以下、原作推しの感想です。すみません)
原作では、脳死判定にまつわる法律の背景や…
愛する娘が深い眠りについたまま目を覚まさないという状況に対し、母親がどのような感情を抱き、どのような行動に出るのかを、篠原涼子さんが非常に繊細に演じていた点が印象的であった。
娘はもう目覚めること…
愛する我が子。温かくて、まだ心臓が動いているのに、死んでいるなんて受け入れられないのは当たり前だと思う。でも、電気の信号で動かされた笑顔はやっぱり狂気感じました。その時の母の微笑み怖かったなぁ。
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愛してるから手放せない。愛してるから手放さなきゃいけない。そう感じた。
観る人によって、彼女は正しい、いや、間違ってるって意見が必ず分かれるから面白い。
だからこそこの物語は重く、愛という言葉の…
脳死判定を受け入れられない母親とそれを支えていく家族がリアルに描かれていた。
子供や周りから見たらただ目を瞑っているだけの女の子、ロボットのように人工的に手足を動かせたり表情を変えるシーンは見ていて…
「人魚の眠る家」製作委員会